屋外露出散歩のお話より続き…
軽くお酒を飲みつつの休憩を挟むと、外は暗くなっていました。
船田さんが私達の宿泊用に用意してくれた部屋に移動します。
調教部屋と客室を兼ねた10畳程度の部屋です。
船田さんが暮らし始める際にリフォームされたというこの部屋は、
純和風の家屋とは全く趣を異にする、モダンな洋室です。
クローゼットに、セミダブルのベッドと二人掛けのソファーのみという、殺風景とも言える部屋の印象ではあります。
私はとりあえずソファーに腰を降ろしました。
船田さんの指示でベッドに腰掛ける妻。
ここで船田さんから意外な提案を受けました。
私自身を軽く縛って身動き出来ない状態に…というものです。
縛られる側の感覚を覚えるのも修業になるし、上手くすれば何か違う悦びを見つけられるかも…
という意味深な言葉。
妻に対しては絶対的にSであると自認している私ですが、その性癖が「寝取られマゾ」とマゾが付いている以上、潜在的な何かがあるのかも…
それは自分でも思う所ではあったので、この提案を受け入れる事にしました。
当然、船田さんとの信頼関係が深まってきたからこそでしたが。
「じゃ奥さん、また獣に戻る時間だね。獣に服はいらないね。」
私を縛り終えた船田さんは妻にそう告げます。
その言葉を察した妻は、自ら服を脱ぎ裸になりました。
見慣れているはずの華奢な胸、それに腋、何故か釘付けになり興奮している自分を感じます。
妻の両腕を後ろに回し、手首だけを縛りました。その状態で膝立ちをさせます。
指フェラとでも言うのでしょうか…
船田さんは自分の指を、妻にしゃぶらせ始めました。
人差し指…中指…と、妻の口内を蹂躙します。
時折、喉の奥を刺激されては妻がえずき、まさに獣のような音を立てました。
恥ずかしさでしょうか…苦しさからでしょうか…
妻は涙目で首を横に振ります。
船田さんが妻の態勢を変えました。
後ろ手のまま伏せの状態、顔をベッドに突っ伏して尻を掲げた形です。
そして、妻の唾液で滑りを帯びた中指を、肛門に突き立てました。
妻が一瞬、ビクッと震えます。
ムゥゥ…ウグッ…ムゥゥゥ…
肛内に船田さんの中指を迎えた妻から、呻き声が漏れました。
ひとしきり中指で掻き回すと、さらに人差し指も挿入されます。
ムゥゥゥ…ウッ…ウァッ…アゥ…アッ…
妻の呻きは、苦しそうなものから、少しずつ音色を変えていきました。
縛られ、アナルを指姦される目の前の妻。
それを見つめ、勃起する縛られた私。
船田さんは私のフロントの膨らみを見逃しませんでした。
「奥さん、旦那さんを見てごらん。」
妻の縛りを解くと、体を起こさせて私の方を見るように促しました。
「奥さんが苛められる姿眺めて、旦那さん勃起してるよ。」
何と言えば良いのか…全く表現の見つからない気持ちです。
「あれじゃ旦那さん苦しいだろうから、奥さん、旦那さんのズボン脱がしてあげな。」
船田さんの命令を受けた妻がゆっくり近付いてきました。
「嫌じゃない?」
小声で囁く妻。
私が頷くと、妻は私のズボンに手をかけ脱がせました。
恥ずかしながら、思春期の頃を彷彿させるような、威勢良く勃起したモノが飛び出します…。
「奥さんが私に虐められれば虐められるほど、旦那さんは興奮しちゃうんだってよ。」
そう言って妻を呼び寄せる船田さん。
床に正座をした妻が、ベッドの縁に座る船田さんへフェラ奉仕を始めます。
船田さんは妻の髪を鷲掴みにし、次第に暴力的なフェラへ変えていきました。
後ろ姿の妻…嗚咽とえずき。
それを聴く私の股関は、収まる気配もありません。
「よしよし奥さん、僕もだいぶ勃起してきたよ。そろそろ奥さんと一つになろうかな?」
妻の頭を股関から離して、船田さんは少し芝居がかった言い方をしました。
「奥さん、お尻とオマンコ、どっちを使って欲しい?」
返答できずに、ただ船田さんを見上げる妻。
選択権が私に回ってきます。
私の答えは決まっていました。
「そうですね…じゃあ今日は、オマンコをお願いします。」
「だってよ。奥さん。聞こえたね?」
私の返答を聞いて、妻を見下ろしながら船田さんが言います。
縛りを解かれベッドに上がる妻。
「奥さん、前に教えたでしょ?入れてもらう時のご挨拶。」
妻は船田さんに合い向かい正座しています。
「はい…私の使い古したオマンコですが…どうかご主人様のオチンポを入れてお使いください。ご主人様が気持ち良くなるためにのみお使いください…」
ぎこちなく言い終える妻。
「よく出来ました。じゃあ、観客に奥さんの顔がよく見えるように…」
船田さんはそう言うと、四つん這いの妻を私の方へ向けました。
程なくして、響き始める妻の嬌声。
船田さんと妻の肌が触れ合う音。
粘膜の触れ合う音。粘液の絡み合う音が聞こえてきます。
控えめに、一定のリズムを刻むような、妻の喘ぎ声。
露わにされたままの私の性器は、落ち着く事を知らず勃起し続け、羞恥の先走り液を漏らしていました。
「相変わらず奥さんのオマンコ、締まりが抜群だ。」
バック突きから騎乗位へ、体勢を変えながら船田さんが言います。
挿入開始からすでに15分以上は経過していました。
妻を突き続ける船田さんの持続力が、早漏気味の私には羨ましい限りです。
船田さんより若いはずの妻の方が、疲れを見せ始めました。
そこから正常位に移行。
さらに妻と船田さんの交尾が続きます。
私の性器は、すでに射精してしまった後のように、先走り液が溢れていました。
時間にすればゆうに30分以上…1時間に迫る長い交尾。
その間、私にわかるだけでも2回、妻はすでに絶頂を迎えています。
「そろそろ、僕も逝かせてもらおうかな?」
船田さんが終宴の時を告げました。
「さて、お決まりの質問だけど、今日はどっちに聞こうかな?」
ニヤリと笑いながら、船田さんが私の顔を見ます。
「今日は、初縛られ体験の上村さんに聞こうか。」
妻と一つになったまま、船田さんが言いました。
「上村さん、私の精液はどこに出せばいいですか?」
この日の答えは決めていました。
少し間を置いて。
「中で…妻の中にお願いします。」
そう答えました。
「ホント?」
少し驚いた顔の船田さん。
「はい、お願いします。」
「危なくない日?」
と船田さん。
「一応、基礎体温を付けてるので…」
「あ、そう。まぁ…それにしても、嬉しいな。奥さんに中出しは初めてだもんね。」
素直に喜びを表す船田さん。
妻は黙って聞いています。
その瞬間は間もなく訪れました。
妻をガッチリ抱き締め密着する船田さん。
「奥さん出すよ。これで奥さんと本当に一つになるよ。」
妻の息遣い。
船田さんの息遣い。
そして私自身の息遣い。
その瞬間、音はそれだけでした。
放心状態の妻を起こし、船田さんは掃除フェラをさせます。
「上村さんも奥さんとセックスしたいでしょ?」
私はただただ頷きました。
「不粋だから出ましょうか?」
そう言う船田さんでしたが部屋に残ってもらい、縛りを解かれた私は、脱力している妻を犯しました。
熱く火照った膣内でした。
船田さんの精液と、妻の体液の混じり合ったモノが、私の性器を緩く迎えてくれました。
5分と保たず、私も妻の中へ吐き出しました。
翌朝、手首に残った縄の跡を見て、まだ表現するには難しい心境を抱いた事も付け加えて、お終いにします。