(prologue)
彼女と出会い、そろそろ1年を迎える。出会った頃も暑い日が続いていた。
この1年で私のプライベートは大きく変わった。いや、プライベートの中でも彼女との関係だ。
この半年は、隠れ家を使ってのプレイが当たり前になっている。それもプレイを重ねる度に、刺激を求め、プレイが過激になってきている。
その刺激の誘惑に、理性を失わないよう必死になるも、彼女の魅力に抗うことが出来ず、淫靡な世界に溺れていく…。
私は47歳既婚で職業は会社員。会社には若い女性が多く、正直、付き合った女性の数は多い方だ。
かつてのパートナーとは、隠れ家で様々な性癖の方々との交流を通して、様々なプレイを楽しんだりしてきた。
そのパートナーとの別れと共に、そうした自分の性癖に封印をして、ありふれた夫、そして父親として、この15年弱を過ごしてきた。
そんな日常を大きく変えたのか彼女だ。初めて出会った時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
風に靡く長い髪
透き通るような白い肌
日本人離れした身体
その身体に密着したワンピース
弾けそうなばかりに私を魅了するバスト
すらりと伸びた脚
ちょっと屈んだら全てが見えてしまいそうなお尻
ここまで魅力が溢れた女性を見たことはなかった。しかもAV女優や風俗の女性に見られるような、それらしさがないのだ。彼女の表情を見ていると、心地の良さしか感じられない。まさに究極の癒しと言うべきか。
そんな彼女と関係を持ち、逢瀬を重ねる度に、彼女特有の魅力をさらに知ることとなる。
肌質の良さだ。26歳という年齢によるものではない。ちょっと普通の女性とは違う。しっとりとしたシフォンケーキのような柔らかさで、強く握ると自分の手に吸い付くような弾力があるのだ。
バストはFと言うも、形の良さからG位に見える。薄い桜色の程良いサイズの乳輪の中心には、バストサイズとは不釣り合いな程の小さな乳首は、吸えば吸うほど伸び続ける。
ウェストからヒップ、そして太腿にかけてのラインは正面から見ても、側面から見ても美しい曲線美であり、引き締まった臀部はその大きさと相まって、まるで外国人を見ているような錯覚を覚える。
その奥の性器こそが、男を虜にする彼女の身体の神秘である。
ほとんど無毛で、脚を広げると日本人には珍しくクスミのない割れ目が現れる。こんなにも綺麗な性器は見たことがない。しかも良く濡れる。すぐ濡れる。そして幾らでも使用する事ができるのだ。
若干、遅漏気味の私は今まで、長時間の性行為を拒まれる事も少なくなかった。彼女の性器は何時間でも行為が可能なのだ。いくらでも愛液が溢れてくる感じなのだ。しかも良く閉まる。イク時は指1本すら入れるのが困難な程だ。
下もよく濡れるのだが、上もよく濡れる。そう唾液の量が半端ないのだ。フェラしている時はボタボタたれる唾液は、床をすぐに大洪水にしてしまう。
キスをしているときも、お互いの口から唾液が溢れてくる。それがとても心地良いのだ。
唾液で感じてしまったのは、人生において彼女が初めてだ。
そんな彼女との性行為の中で、少しずつ見えてきたのが、彼女のM気質だ。特に自分の恥ずかしい姿を見られる事に興奮を覚えるようだ。私自身も露出プレイや羞恥プレイに興奮を覚える性癖があり、なんとなく同じ匂いを彼女に感じたのだ。
彼女は、バックで攻めている際に鏡に映った自分の手に姿を見て興奮していた。
ある時性行為中にホテルの扉を開けた。所謂「窓見せ」だ。恥ずかしがり「いや…。」と言うものの、身体は反応し、いつもより早く果ててしまった。それでも突き続けると性器とともに、身体も痙攣して崩れてしまった。
私は確信するとともに、今後のプレイを実行する決心がついたのである。