俺と美咲(現時点で34歳)は結婚生活五年目(知り合って7年目)のなんの変哲もない夫婦です。俺は一般的な中小企業に勤め、美咲は3歳の子供を保育所に預けた後、近くの商店街でパートをしています。
いまでこそ、そんななんの変哲もない夫婦ではあるのですが、俺たち夫婦の中で「真剣に苦笑い」するしかない体験をしたことがありますので、ここで報告させてください。
そもそも、俺は関西地方の出身の男です。美咲は埼玉県の川越市の農家の娘でした。美咲は外見も性格も特にこれといって問題のない普通にいいヨメさんです。
そんな美咲と知り合ったのは、俺の中学時代からの親友であるAが、ネットで知り合った美咲の親友であるK子と既に付き合っており、親友から親友への紹介という方法で俺と美咲は知り合ったのです。当時27歳の時でした。
それから関西に住む俺と、埼玉に住む美咲は遠距離恋愛。2か月に1回くらいのペースで深夜の高速バスにのって美咲が俺に会いに来るという付き合いを半年ちょっと続けたのです。
俺たちカップルがそんなことをしている間に、もともと既に仕事で関東進出していた俺の親友Aが埼玉の赤羽という場所で一人暮らしを始めたのでした。
するとAとKが赤羽で半同棲するようになり、そして今度は俺も関東で仕事をきめて関西を出てきてAの家に居候するような展開へと状況が変わっていったのです。
Aも同じ関東で俺と仕事ができるのも楽しいし、美咲にとっても俺がすぐ近くに住んでくれるるのは願ったり叶ったりの事であり、4人が全員、埼玉県という場所で生活する状況が成り立ったのでした。
ですがそれにも色々な問題がありました。俺がAの家に居候するという事となり、不満に思ったのはKでした。俺がAの家に流れ込むまでは自分たちが半同棲という形をとれたのですが、なにぶん俺がいる事でAの家に泊まりにくくなっているという事でした。
ま、、何が言いたいかは分かると思います。
俺もそんな空気くらいは読めていたので、Kが来るときは俺が美咲の実家のほうに顔を出すようにし、なるべくAとKが二人になる時間を作ろうと思っていたのですが、結局のところそういった「他人行儀的」なものも面倒で(一番、こういった他人行儀をAが嫌った)4人でAの家で集まる事が俺たちのライフスタイルになっていったのです。
その頃はだいたい、金曜か土曜になればKと美咲が一緒に俺たちが住むAの家に来て、1泊する事が前提で一緒に鍋パーティーをしたり、ゲームをしたり、どこかに遊びに行ったり、そんな付き合い方をしていました。
ですが・・・。若気の至りとはこの事をいうのだと思います。いつだったか4人で家で遊んでいる時、これといって何もすることがなかった時、退屈しのぎにAがアダルトDVDを流し始めたんです。
最初エロ動画が流れている時は、その場にいた4人は全員が全員、「なんだよこの男優wwww キモすぎんぞw」とか「えー、絶対、演技だよコレ。こんなの普通しないってw」と、誰もが「こんなのみても興奮しないぜ」みたいな余裕の風を吹かしていました。
中学、高校の時から多少のヤンチャはやってきた俺たちは当然のこと、普通に真面目な生徒として此処まで来ている美咲とAでさえも「ふーんw」くらいの余裕を出すほかなかったのです。
ですが、、少なくとも俺は正直のところかなり興奮していました。きっと他の3人も全員強がっていただけであるのはこの後の行動を見る限り明らかでした。
そもそも男がエロ動画を見るときなんて、自分が好きなヌキ処までスキップし、適当にシーンを選んでその場でさっと処理をするだけ。・・・というのが俺の中でのエロ動画の使い方だと思っています。(今でも)
しかし、エロ動画をスタート時点から最終のフィニッシュの時点まで、一切!早送りをする事なく、全てのシーンを見ていく、聞いていくっていうのは思いのほか引き込まれて興奮してしまうものなんですよね。
最初、動画にツッコミを入れてた4人も、そのうち何も話さなくなり、せいぜいできる強がりといえば「眠くなってきた」「いつ消すの?」とかそんな消極的(っぽく見せる)事しか出来なくなっている俺たちが居たのです。
消すならさっさと消せばいいし、眠いなら寝たらいいんです。
ですが・・・それをしない。なぜなら、このアダルト動画を流し続ける行為の裏に、俺たちでさえも予想できなかった隠れた興奮がそこにあったからです。
いつも4人で顔を合し、いろんな場所に行き、いろんなモノを食べ、大抵の事をやってきました。いうなればマンネリ化していたんです。そんな中に忍び寄ってきた、新たな「興奮」という作用でした。
当時の心理を思い起こせば、俺はこう考えていました。(きっと、なんだかんだ強がってるフリしながらもK子ちゃん濡れてるんだろうな)という、美咲ではないAの彼女に対する性的好奇心でした。
そもそもK子というのは知性というものが目立つ子であり、Aクラスの大学卒業後、会計事務所で働いていたのです。Aには勿体ない子でした。そんなK子も普段の言動も真面目な子の典型的な事しか言わない子であり、少なくとも「エロ動画を見て股間を濡らす」なんていう艶かしいイメージからほど遠い子でした。(いっぽう美咲は農家の娘。庶民)
そんな事を頭の中で考えるとエロ動画をみて興奮するのではなく、エロ動画をみて平然を装っているK子をみて興奮してくるといったほうが正解かもしれません。
結局、4人がとった行動は「眠い」「飽きてきた」という言葉を態度であらわしている(というのをアピール)するべく、それぞれのベッド、布団でカップル同士入りながら「寝たふりをする」という挙動しか起こせなかったのです。
部屋の中はエロ動画の音声が響いており、それを見ながら、いや無視しながら寝ているフリをしている男女が二組。なぜ動画を消さないのか。いやそれは消したらこの興奮の時間が終わってしまいそうで誰も消したくなかったのでしょう。
2組のカップルやっている事は同じでした。俺は俺で布団の中で美咲にキスをしたり、胸を揉んだりしていました。普段は受け身でおとなしい美咲でさえもこの時ばかりは積極的に俺の股間を手で掴んで動かしてきていました。
AとKのカップルも、いくら布団をかけているといっても中で何をしているのかくらい容易に分かるものです。ゴソゴソと音を立てないようにしているつもりなのかもしれませんが、(Aは俺に比べて動作が大きい)あきらかにAはKに対し行為をけしかけていました。
頭の片隅にはどこかにあるんです。(何やってんだ俺?)のようなものが。そして性的関心はこの時ばかりはKにあったとしても、一応、最愛の彼女である美咲との行為をAのすぐ隣でやっているという違和感。(その違和感こそが興奮の素なのではありますが)
ですがそんな理性は頭の片隅でしかないのです。ほんの1割程度。残りの9割は「沸き起こる興奮」に流されているのでした。
そしてこの瞬間は勝負の場でもありました。まず最初に自分との勝負。興奮に流された自分というものは、もう今すぐにでも「音を立てながら普通にプレイ」に突入していきたいとの衝動をこらえないといけないのです。
そして次の勝負は「Aより先にその領域に突入する訳にはいかない」でした。言い換えればAが完全に吹っ切れて目の前でKとSEXでも始めないだろうか?という期待でした。
もしそうにでもなれば俺たちはすぐにプレイをやめ「他人のSEX観賞」という日常では絶対に見れないものを見れるのです。自分たちだけは何も損することなく、一方的に観賞してみたいという計算もあったのです。
結局、そんな駆け引きをしている間に「言葉」というものが出てきました。
A「そっちやってる?W」
俺「え?W やってないよw」
A「うそつけwww 何かやってるだろww」
俺「いや、まじやってないってww そっちは?」
A「Kの胸もんでるwww」
K「してないしてない><」
どうやら興奮の制御というものにおいてはAのほうがコントロール不能になりつつありそうでした。そして俺は「けしかけて」みたのです。
俺「まぁ布団の中で何かしてても見える訳じゃねーし、それは各々自由でって事でいいんじゃね?W」
A「だよなw」
そういって俺が発したAに対する「見えてないし、聞こえてもないからお好きにどうぞ」(こっちもこっちでやってるから安心しろw)的な余裕がある発言は思いのほか効果がありました。
また、Kは真面目な子と言いましたが、だからこそ田舎の真面目な子だからこそはきそうなシンプルな黒いデニミニスカートをはいていたという事もあって、ジーンズをはいている美咲よりかは先に「下まで」攻められているだろうというのが容易に想像できました。
程なくして「アッ・・・アッアッ・・・!」という堪えきれなくなったKのあえぎ声が小さく漏れてくる展開になり、俺と美咲は布団の中で、ニタァww と二人で笑った事を覚えています。
俺と美咲は変にここで声をかけるとAの攻めの手が止まってしまう事を恐れ、あたかも「コッチもコッチでなにかをやっているフリ」をしながら、聞き耳だけはAとK側に立てていました。(実際にやってはいましたが、喘ぎ声が出るほどやってはいませんでした)
すると勢いのままAとKは、「アッツ!!! ヤアン!!!!」「声だすなwwww」とか普通の音量で声を出すようになり、まだこの段階で布団をかけていたので視覚的にはかわりませんでしたが、きっと相当の事が布団の中で行われていたという事が推察されます。
ですが、そうなってくると新たなる試練が俺たちにもやってきたのです。それは「AとKがこれだけ夢中なんだから、コッチも何かしてもバレないんじゃ?」というものでした。
確かに、今までは簡単に言えば「美咲の喘ぎ声」なんかを絶対にAに聞かせてやるものか。みたいな意地のようなものがあったんです。
ですが、相手がこの状況なので今更、「多少は何かしてもコッチに意識なんか向けてないだろう」みたいな油断が出てきたのです。
正直、この時の状況を冷静に分析すれば、なぜAが先に攻めて俺が後手に回っていたかといえば、それはKがデニミニであったことに対し、美咲はジーンズだった。これは大きいと思います。
布団といっても薄い夏用のタオルケットのようなものでしたので、俺が美咲のズボンを脱がしていると万が一、冗談でAにタオルケットなんかを剥がされた時には、あえぎ声どころかパンモロまで見られるハメになってしまうのです。
ですが、隣で普通にヤってる。俺たちもヤりたい。今ならバレないだろう。いや・・・・バレてもいいから、もうやりたい!!!!!! という破れかぶれのような興奮状態になっているのも事実であり、そして自然と俺は美咲のジーンズのボタンを外し、中途半端に太ももくらいの位置までずり下げている俺だったのです。
案の定、美咲のパンツは(今までこんなに濡れた事あるか?)というくらいビチョビチョになっていました。パンツの生地の一部に、ほんとヤクルトの容器1本分くらいのローションを直接パンツの裏側に流し込んだくらいビチョビチョになっていました。
そして・・・ここから形勢が逆転してしまったのです。
ある程度、先行でぶっ飛ばしていたAとKのカップルのほうに「落ち着き」のようなものが出てきて、逆に「今まで我慢していた俺たち」だからこそ、それこそAとKが見ている前にもかかわらず、行為に突き進むという事に制御できなくなってしまったのでした。
それは俺が美咲のクリをパンツの上から刺激を始めた時からでした。美咲は今までずっとこの刺激がほしくて我慢していたのでしょう。ちょっと指で触るだけで「アアン!!」と声を挙げてしまったのです。
その声が開戦の火蓋を切った感じになり、AとKが一気に、「おwww 始まったww」と布団から顔だけ出して俺たちを注目。もう興奮して止まらなくなっている俺は「あたかもAとKに見せつけてやろう」のような精神状態になっており、注目の目があるにも関わらず、普段よりも激しい手つきで美咲のクリを責めていきました。
「アア!! アウン!!!!」とかいって感じている美咲。そして(作り笑いする余裕すらなく)真顔で指を執拗に左右に振り動かす俺がいました。そのあまりの現実的な衝動に、AとKも驚いてしまい、彼らも真顔で「今なにしてんの!?・・・」と聞いてくる始末でした。
俺はそのまま「クリ責めしてるw」と答え、そしてAとKはじーーー・・・・。と注目していました。
ここでこの文章のタイトルを引用したいと思います。「なぜ、あの時あれほど興奮してしまったのか。」
俺はやぶれかぶれの興奮状態になっており、なけなしのタオルケットでさえも(いきなりはぎ取ったら美咲が抵抗すると思い)徐々に動作の中で自然とはがれていく感じにもっていきました。
なぜそんな事をしたいのか?あれほど喘ぎ声すら聞かせたくないと思っていた俺が。
それは、興奮するからなんです。興奮していたんです。
徐々にタオルケットを美咲の足元からはがしていくと、当然のごとく俺たちの行為を覗き込むAとKには美咲が、今まさに俺の指に触れられている濡れたパンツ、クリの位置が見えました。それを見たKは「!!!???」と驚いて手で自分の口を塞ぎ、Aはまんまるな目で美咲の股間を凝視していました。
興奮しつくしている美咲は布団の上で四つん這い状態になり、軽くお尻だけを天に突き出したような感じで俺からパンツの上から指マンされていました。
それからはタオルケットなんてあってないようなモノ。俺は「見られている」という事に興奮しつくしてしまい、(きっと美咲も)普通に美咲のトレーナーを脱がし、ジーンズを完全に脱がし切り、パンツの中に直接手を入れて、クチュクチュ!!!と音を立てながら指マンを始めたのです。
すると美咲も美咲。もうAとKが覗いているというのを知っているにも関わらず、必死に俺の陰部を求めてきて俺に指マンされながら俺のズボンからサオを取り出し、くわえている顔だけは見られたくなかったのだろう。タオルケットを頭にかけてフェラをし始めました。(その分、パンツをはいているとはいえ下半身は丸見え)
すると・・・AがKに言いました。「風呂場いこう」と。
その意味は、AとKも興奮してきて続きをやりたくなったが、さすがに今の俺たちのすぐ隣では遠慮してできない(このまま見て居たいのはやまやまだが。。)といった感じでした。
そして風呂場からは、動作の大きいAが、きっと立ちバックか何かでKを突いているのでしょう。そんな音が聞こえてきたのです。そして俺たちも(Aもやってるw)という安心感からか、一時的に誰も居なくなった美咲のパンツを脱がし、そして俺は下半身だけ全部脱いで正常位で美咲に入れていきました。
入れる事5分、10分、それくぐらい経過したかもしれません。
そして、ガシャ・・・!と風呂場のドアから出てきたのはAだけだったのです。(これには深い理由はなく、Kはそのままシャワーをするという事で風呂場で髪の毛を洗い出し、Aは股間だけ洗っただけなのですぐに出てきた。)
最低限、Tシャツとトランクスをはいた状態で出てきたA。そしてAが見たものは敷布団の上で正常位で入れられている美咲の姿でした。
そして俺は、この次にいまだに「俺たち夫婦の中で「真剣に苦笑い」するしかない」宿命を背負ってしまう発言をしてしまったのです。
挿入した状態で停止しながら・・・。
俺「Kちゃんは風呂?」
A「髪の毛洗うってw というか、、入れてるん??」
俺「wwww おうw」
美咲「みないでよー><www」
俺「なんならAも入れてみるか?Kちゃんまだ出てこないだろ?」
美咲「ちょww 何言ってんのwww」
俺「いいやん。ここまできたんだったらw Aも俺の親友なんだし、こんな流れになってしまったんだからw」(もう興奮しつくしている)
美咲「だからって><」
A「いやいや、遠慮しとくってwww」
俺「いいってw すぐ入れろw 早くwwww Kちゃん出てくるからww」
A「まじか?w」
俺「いいだろ?」(美咲に対し)
美咲「うーん・・・」(うん。ではなく困ってる)
そして俺は入れている自分のモノを美咲から抜き取り、足を左右に広げ正常位の体制で寝たままの美咲をAに差し出したのだった。するとAの行動はやはやった。すぐ目の前で俺と美咲がやっている行為を見た事でサオは勃起状態。キョロキョロと風呂場のほうを見てシャワーの音がまだ出ている事を確認すると、「じゃ、ちょっとだけ俺も美咲ちゃんに入れさせてもらうわw」といって美咲におおいかぶさっていったのである。
そしてグッツ!!と美咲の中に入れて腰を振り始めるA。俺はKが出てこないか見はりのような役割で風呂場と布団の中間地点で警戒する俺。
そして美咲も吹っ切れたのか「あああ・・!! そんなに強く振ったらマジで感じてくるって><;」と喜んで?いる様子だった。
思いのほかKの風呂は長かった。女ならそんなものかもしれないが。結局、Kが出てくるまでの間の15分くらい、俺と美咲とAの3Pという状態となり、どちらかといえばいつでもできる俺ではなくAに美咲のカラダを楽しんでもらってるような所さえあった。
美咲も完全にふっきれており、Aに正常位で入れられた後は正常位の状態で自分の腹にAの精子を受け止め、その後Aの頼みでお掃除フェラをしてあげたり、せっかくだから。ということでAが望んだ美咲へのクンニも俺の同意のもと行っていた。
そして風呂場のシャワーの音がやんだとたん、「やっべw」と猛ダッシュで俺たち3人は衣服を着用し、何気ない顔で髪の毛を濡らしたKが出てくるのを出迎えたのだった。
Kは思いのほか冷静なキャラに戻っており、「もーー、、めちゃ恥ずかしい事してしまった&見てしまった><」 「はははww こういう時もあるだろww」と、誰もが終わってしまった後の気まずさをごまかす為に苦笑いしていた。
結局、この一件があっても俺たちの親友関係、人間関係がこわれる事はなかった。あくまで4人の関係ではあるが。
だが3人の関係には変化が訪れた。Kが居なくて3人で会う時、ほぼ毎回のようにエロ動画観賞をするという「悪しき習性」が身についてしまった。
その3人での話は機会があれば後日譚に譲るとして、とりあえず俺と美咲は27歳の若気の至りもあって、親友に対し合意のもと寝取らせたという経験を持っている。
3人で一緒にエロ動画を見て、関係をもった回数でいえば7.8回っていうとこだと思う。
その関係は俺と美咲が一定の貯金額を稼ぎ、浦和という場所に同棲を始めるまでの数か月間の間に続いていた。
そして俺と美咲は交際3年を経てゴールイン。程なくして子宝にも恵まれた。
そして今ではAとKは別れてしまったが、俺たちを挟みさえすれば人間関係は継続しているといえる。
Aは相変わらず独身でプラプラしているが、Kは(少なくともAよりは経済力のある男と)結婚し子供もいるとの事。
そんな今でもふとしたきっかけであの時の事を夫婦間で思い出したりする時もあるが、その時は例外なく、「真剣に苦笑い」する他ない俺たちがそこにいるんだ。
とりあえず、、、以上!