ママが家で塾を始めました。
僕は石川雅人、14歳の中学校2年生です。
ママの名前は亜紀子、明後日、36歳になります。
父は普通のサラリーマンで43歳。
東京の郊外に4年前、建てた家で家族3人ごく一般的な家庭環境で育ってきました。
ママが塾を始めるまでは・・・・・
第1章 ~自慢のママ~
学校から帰るなり僕は
「ママ、今日ね英語の小テストで満点取ったよ」
僕は自慢げにテスト用紙を渡しました。
「まぁ!本当!」
テスト用紙を見たママは、微笑んでいました。
歯並びのよい白い歯が唇から少し見えて僕は、幸せな気持ちになりました。
「明後日の誕生日プレゼントの前祝いになったかな?」
「そうねぇ、でもこれは小テストでしょ、ママは次の期末テストのいい結果をききたいなぁ」
「ちぇっ、もっと褒めて貰えると思ったのにー」
「でもママ凄くうれしいわ」
ママは家で仕事をしています。外語大を卒業してすぐに父と結婚をし、しばらくは専業主婦をしていましたが、僕が小学校の高学年になったとき、同窓の友人から頼まれ出版社から送られてくる英語の原稿を翻訳
していました。
僕は理数系が得意で学校のテストでも数学や理科は満点に近い数字をいつも取っていたけど、英語が大の苦手でそのことが成績の足を引っ張っていた。
小学生の頃から塾には行っていましたが、英語の成績が一向に良くならない僕を心配して、それまでやっていた仕事を少しセーブして僕に英語を教えてくれるようになったんです。
生き生きとして翻訳の仕事をしていたママに少し悪いなと思いながらも、学校から帰り食事やお風呂を済ませたあとのママとの勉強をする時間は幸せの一時でした。
僕のやる気も半端ないわけで1年の時より英語の成績はぐんぐん伸びていました。
ここまでの話で皆さんもなんとなく気付かれたと思いますが僕はママが大好きです。
でもママの魅力に気付いたのはつい最近のことなんです。
先月、授業参観がありました。
僕が1年生の時は結構な量の翻訳を抱え、締め切り等もあり、参観にこれなかったママですが、今年は仕事をセーブしたおかげで出席できるようになりました。
その授業参観で、僕はママの魅力に気付いたんです。
参観の授業は5時間目の英語でした。
昼休みの中頃になると、ちらほらとクラスメイト達の親が教室に集まり始めました。
お父さん達はどの人も代わり映えのないスーツ姿。
ママさん達は服もメイクも髪型もバッチリ決めていて、よく遊びに行く田代んちのママなどは声を掛けられなければ分からなかったほどだ。
チャイムが鳴り副担任の英語の授業が始まったがママはまだ来ない。
しばらくして申し訳なさそうに母が教室に入ってきた。
クラスメイトも親達も先生も自然とママに注目するかたちになってしまった。
今日のママの服装は紺に白いストライプの入ったジャケット、中には白いブラウス、下は同じく紺にストライプの入った膝丈の長さのフレアスカート。メイクはいつもより少しだけチークが濃いかな程度だ。
暖
ママは走ってきたのだろう顔は少し上気していて少しだけ息を弾ませていた。
暑かったのか直ぐにジャケットを脱ぐ、そのママにクラスメイトの男子、父親達、それに担任と副担任も視線を送っているのが僕には分かった。
暖
汗ばんでいたのか薄手のブラウスがママの肌に吸い付くようにまとわりついていた。そして白い下着が少し透けて見え、それに包まれているママの胸の大きさが容易に想像できただろう。
男子達はチラチラと、父親達はジロジロというかネチネチと僕は一番後ろの窓側の席に座ってママを見ていたが、誰かの父親がゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。明らかに教室にいた男達の雰囲気が変わったのを僕は感じました。
ママは身長が僕より少し小さい位なので155センチ位かな、計った訳ではないのでだいたいです。
体重は51キロ。家のメモリー付きの体重計情報なのでハッキリ分かります。
スリーサイズはわからないというか自分の親のスリーサイズを知ってる男子なんて聞いたこともない。
やがて少し場が落ち着き皆が授業に集中しだしたが僕はママというよりママへの視線が気になりママや周りをチラ見していました。
ママの胸あんなに大きかったんだ・・・
小学校の低学年の時お風呂に一緒に入って以来ママの胸を見ていなかった。
僕はママの胸、いや、おっぱいを見たいと初めて思いました。
そんなとこを考えていたときあるヤツの視線がママに向かって放たれているのが分かりました。
暖
その視線を放っているのはクラスメイトの坂田勝(まさる)というクラス、イヤ学校で一番ガタイのガッチリしたヤツで柔道部に所属していました。
坂田は僕のママのおっぱい、フレアスカートから伸びたベージュ色のストッキングに包まれた形のよいふくらはぎ、クラスメイトの母親達より若々しく品の良い顔を遠慮なく嘗めるように見ていました、。
そして、前の席にいる田代となにか話してニヤッと笑っているのが分かった。
僕は無性に腹が立っていたママに嫌な視線を送るクラスメイトや父親達。なぜかママに対しても腹がたった。
やがて授業が終わり僕はぐったりとしていた、こんなに授業で疲れたのは初めてだった。
授業が終わりママが僕に近づいてきた
「ママこれから父母会に出るからね。雅人は部活?」
「うん」
「部活が終わったら一緒に帰ろうか?」
「今日は田代と約束があるから」
「そう」
ママは残念そうに僕に言って教室の前の方へ向かった。
ママが坂田の横を通りすぎる、すると待ち構えていたような坂田が何ごとかをママに話しかけていた。
ママの笑顔が坂田へ向けられる。
僕はまだ話しているママと坂田を見るのが嫌で教室をでた。
第1章 完