妻は代々酒処の出身で自他共に認める酒豪であったが、歳を重ねるにつれて飲まれることが目立ち始めた。
酒に飲まれると誰でも気が大きくなり、発言が大胆になり、足元がおぼつかなることは周囲にのんべいがいる方ならよくご存知のことと思うが、それが正しく妻の姿でもある。
多少のリスクを感じながらも酒好きな妻のために歓楽街から近いところに居を構えたりもしていた。
妻は今年で40歳になる。目が悪いせいか常に潤んだ瞳でじっと人を見つめる癖がある。厚ぼったい唇、小皺がなくスッピンに近いメイク、Gカップの胸、胸に引けを取らない堂々とした腰。大概の飲み屋では必ず他の男性客から注目を浴び、頻繁に声がかかる。
妻もその事実に対して自覚があり、外飲みの際には自己防衛のためなのか、必ず自分と一緒に出かけるのであった。
ある週末、妻の地元から旧友2人が訪ねてくるので珍しく自分抜きで外出すると伝えられていた。自分が仕事から帰宅すると食事の支度はされていた。食事を終え、寛いでいると、懇意にしていた居酒屋に11時迎えに来て欲しいとメールが届いた。
その直後から自分は腹の調子が悪くなり、何度もトイレにこもってしまい、居酒屋に到着したのが11時半を回ってしまった。中に入ると若い店長とスタッフが挨拶をしてくれた。小さな店なので挨拶を返しながら店内を見渡せることができたが、見慣れた顔の常連が2~3人いただけで、妻はそこにいなかった。
スタッフの話では10時半ころに連れがホテルのチェックインのため帰り、店にいた常連と談笑し、程なくして妻も会計をしてたらしい。
どこかで行き違ったかな?と思い、いつもの帰宅路を車をゆっくり進め、帰宅をした。途中見かけた人の姿もなく、家は蛻の殻。
子供じゃないのだから大丈夫。そのうち帰ってくるだろうと思いベッドに横たわった。そうしてあっという間に寝入ってしまった。
物音に目を覚ますと妻が帰宅していた。7時を少し回っていた。
「ただいまぁ。疲れちゃったぁ」と言うなりベッドに横たわっって自分が身体を起こした時には寝息を立てていた。自分は多少あきれながらもニット・Tシャツ・スカート等を脱がし、いつものパジャマを着替えさせようとしていた時に妙な臭いを嗅ぎつけてしまった。
間違いなく精子の臭いだ。下着を膝まで脱がすとクロッチはおびただしい量の妻の愛液でびしょ濡れ。オマンコは間違いなく何かが頻繁に出入りをしていたことを証明するように真っ赤に充血し、グショグショに濡れていた。
いとも簡単に指がスルリと入り、少し動かしただけでも愛液が溢れ出てくる始末。しかし、臭いはすれども精子の痕跡はオマンコにはなかった。
精子は思いがけないところにあった。濡れ切ったところを拭いていたら、濃い目の陰毛の根元部分にガッチリと付着していた。
それから数日間気付かぬふりで妻と接していたが、妻の携帯チェックを毎日行なっていた。通話記録に変化はなく、メールも旧友とのやり取り程度で、一夜限りのことかと、詮索するのをやめようかと思い始めたところ、見慣れないアドレスからのメールを受信していた。
あの日から2週間を迎えようとした頃だった。開いてみると妻がシャワーを浴びているのと仰向けでイチモツを受け入れ喘いでいる写真が2枚添付されていて、次の金曜に会いたいと誘いの文章だった。その時点で妻は返信をしていなかった。取り敢えず、画像だけを自分の携帯に転送し保存をした。
木曜の夜。妻が寝静まったあとに確認したが、妻は返信してはいなかった。しかし、妻の痴態の写メはこの日も送られてきていた。
金曜の夕方。妻からのメールで友人と飲みに行くと連絡が入った。
帰宅したらテーブルに夕食があるだけで妻はいなかった。
思い起こせば、子供が授かるまでは殆ど毎晩妻を抱いていたが、1人生まれ、2人目が授かった頃には月1ペースまでに落ちていて、子供たちが進学で家を出た頃からは何年も抱いていなかったことに気づいた。
妻は再び朝帰りをした。帰宅直前にシャワーを浴びたのか、今回は精子の持ち帰りはなかったが、オマンコは充血していた。
翌週の金曜にも妻から同じメールが届いた。
仕事を切り上げ、心当たりの場所へと急いだ。自分たちの携帯には旅行した時に移動を記録するアプリがあり、大体の場所は把握できていた。
案の定。目星をつけた喫茶店から男と寄り添って妻が出てきた。コッソリと尾行すること概ね10分。2人は躊躇することなくラブホテルの入口へ歩を進め、自動ドアが開いた瞬間に駆け足で回り込み、2人の前に立ちはだかった。
男は血相を変えて自分に文句を言いかけたが、妻がパニックを起こして意味不明な言動をしたことによって、自分が妻の夫であると悟ったようだ。
妻は発端となった晩、予定より早く飲み会が終わったので徒歩で帰宅をすることに変更。
深酒がたたってまともに歩けなくなる。
男(28歳・独身・彼女なし・その時点で童貞)が偶然近くにいた。
妻が転んだ。男が駆けつけ声をかけた。妻は寝ていた。
男は近くのホテルに連れ込んだ。
意識のない妻を全裸にし、事に及んだ。
途中、久々の性的刺激に妻は意識を戻したが、無意識に自分とのセックスと勘違いし、妻も快感を堪能。
1度目のセックスが終わり、汚れたイチモツをフェラさせられて他人棒と気づいた。
酔もあって、妻は「1度は許した身体」と開き直り、一旦シャワーを浴び、再び身を預けた。
何回したかわからないほど朝まで続けた。
スキンの持ち合わせもなく、全て生で挿入し、腹上に射精してはティッシュで拭き取るのを繰り返した。
最後は服を着てからじゃれ合い、着衣のままで69をして別れた。
2回目は流石に妻もためらっていた。
裸の画像を多数保管されたことで、流出を恐れた。久々のセックスで身体に火がついてしまい、オナニーだけでは耐えられねくなっていた。との2つの理由で男のもとへと出向いた。
食事を済ませてホテルへ移動。
殴りつけたい衝動を抑えて事情聴取を敢行し訴訟を匂わせて所持してる画像を妻の携帯に送信させ、男の画像を全削除し、妻のデータ・履歴も全削除。慰謝料請求。即刻男の住処に押しかけパソコンのデータをチェック。妻とのコンタクトを不能にしてやった。
後は示談成立を待つのみ。