僕が以前勤めていた会社を辞めた最初のきっかけとなった理由を、お話し致します。
23歳だった彼女は、僕が勤めていた会社に入って来ました。
身長は168cm、細身で脚と肌がきれいな女の子でした。
僕が当時働いていた会社は、登録制のエキストラなどを派遣する事務所でした。
登録者の人達はそれこそ老若男女で、数万の高い登録料を払って仕事をしていました。
僕たちはそこで、「マネージャー」と呼ばれ、事務や営業をしていました。
彼女は、真面目な性格とノリの良いキャラクターで登録者の特に若い男たちの間で人気がありました。
彼女が入社してからは、彼女と会う事が目当てで事務所に来る登録者も、目に見えて増えました。
彼女のノリが良い・・・、と言うのは、下ネタに関してもでした。
「○○(とある巨乳タレント)に似てるけど胸が無い」と他の同僚の男が聞いた時には、「失礼な、挟めます!」とか言っていましたね。
「何をだw」とか突っ込まれていましたが。
当然、ちんちんの事だと思って、それを聞いていた僕は仕事中にも関わらず、勃起した事を覚えています。
入社して少し慣れてきた頃になると「セックスしたーーい」とか、「(オナニーの)お手伝いしましょうか?」とか、「(オナニーのオカズに)使ってください♪」とか、もちろん話題の流れの中でですが、とにかくエッチな話題にも乗ってくる子でした。
コインランドリーで下着を全部盗まれたとか、隙の多いところもありました。
反面、仕事に対しては真面目でしたし、化粧っ気も薄く服も基本パンツスタイルでスカートはめったにはいて来ず、言葉ではエッチな話題にはちょいちょいと乗ってきても、意外と身持ちは堅い印象を周囲には与えていました。
ある日、彼女と一緒に営業に行った際にいつもよりも元気が無く、よく見ると泣いた後がありました。
何かあったのかと聞いてみると、昨日元カレから連絡が来て会っていたとの事でした。
僕はいろいろと話を聞いたり励ましたりしているうちに、彼女と仲良くなり、何度かデートをする仲になりました。
彼女とは、カフェやバーなどの呑み屋から、遊園地や温泉にも一緒に行きました。
一緒に写真を撮ったり、手をつないだり腕を組んで街を歩きました。
その頃には、仕事中に下ネタや変な事をあまり言わなくなっていました。
毎晩、電話やメールでやり取りしていました。たまに電話で声を聞きながらイヤらしい台詞を言って貰ったりして、恥ずかしながらその声を聞きながらオナニーをして射精をしたりしていました。
電話では、「女の子をエッチする為の道具として考えてるような人は嫌い」と言うような事も言っていました。
遊園地に一緒に行った時には、おなかあたりを手で押さえて「子どもできちゃってるかもー」とか、変な冗談を言ったりしていました。
彼女はよく友達とファミレス等で夜更かししているらしく、夜遅くまでやり取りする事もザラでした。「さびしんぼは夜更かししちゃうんです」と言っていました。
翌日には、寝不足顔のままでよく出社してくる事もありました。
そんなある時、酔った勢いで彼女の家に泊まりました。
彼女の家は女の子ばかりのルームシェアの一室で、各部屋は完全に独立はしているものの、キッチンと浴室、トイレは1つと言う作りでした。基本的には男性は入ってはいけない決まりがあるそうですが、他の子達も彼氏を連れ込んでいる、との事でした。
そこで、セックスを迫りました。
しかし、ここで思いの外激しく拒絶されました。
頑なに拒まれ、「我慢出来ないなら、トイレでオナニーして来て」とまで言われました。
これ以上触ったら、「警察を呼ぶ」とも・・・。
僕は布団の中で既にズボンまで脱いでいたのですが、結局ちんぽをギンギンにさせたまま、その時は何もさせて貰えませんでした。
その後、徐々に、「わたし最低だと思う」「自分が嫌になる」みたいな発言が、たまにですが出るようになりました。
何かあったのかと少し気にはなりましたが、しばらくは何事もなくデートに行きました。
ある時、彼女の方からクリスマスイブにウチに泊まりに来ると言い出し、その時にいよいよヤレるかと思っていました。
ところが、彼女の家に泊まってから2ヶ月後のクリスマスイブの前日、彼女から突然「他に気になっている男がいる」と、別れを言われました。
結局、彼女とはセックスどころか、キスすらさせて貰えませんでした。
がっかりしましたが、彼女は身持ちが堅い子だったんだと思い、諦めようとしていました。
手を繋いだのも、何度かデートを重ねた僕の誕生日の時にやっと、でしたし。
その数日後の事でした。
僕は先輩と同僚の2人から、彼女に関するとある話を聞かされました。
以下は、その同僚から聞いた話になります。
登録者に、Mと言う30過ぎのフリーターの男がいました。
身長は180cmくらいありましたが、ちょっとオタクっぽい男で、いい歳して資格を取ると言いながら定職にもついておらず、僕は内心馬鹿にしていました。
登録者としては古株だったので、事務所内での影響力はそれなりにありました。
僕が彼女とデートをするようになり始めたちょうどその頃に、Mとマネージャー達みんなで、飲みに言ったことがあったのです。話はそこに遡ります。
そのMも、前から露骨に彼女を狙ってた一人でした。
彼女が入社して以来、事務所に頻繁に来るようになった男のひとりです。
実際に彼女にもよく電話やメールが来ていたらしく、「Mさんからよく連絡が来て困っている」と言っていた事もありました。
Mはその頃に引っ越しをしたんですが、それが彼女の隣駅で、それ以来連絡がよく来ていたそうです。
そう言った経緯もあり、僕はMに若干軽い敵意のような感情も持ちはじめていました。
この飲み会の時もMは最初からずっと彼女の隣に座っていて、事あるごとに彼女にばかり話しかけていました。
全体の話題も下ネタの話になってきていたその時、先輩がいつものノリで彼女に心理ゲームのような質問をしました。
精神年齢が分かると言いながら、実は答えを聞くと今までにエッチした相手の人数が分かる、と言う心理ゲームです。
彼女は、途中で気付いたらしいですが、恥ずかしそうに、「ハタチ」(その心理ゲームは答えた年齢から18を引くとエッチした人数になる、と言うものです。つまり、2人)と答えました。
ひとりめは高校時代のクラスメート相手に付き合って、数ヶ月で会わなくなっていき自然消滅。
ふたりめは短大時代に合コンか何かで知り合った男で、こちらも数ヶ月で自然消滅だったそうです。以前、彼女が泣いていた理由となっていた元カレの事ですね。自然消滅と言っても、最近でも定期的に会ってはいるようでした。
ちょっと横道に逸れましたが、同僚からの話の内容に戻ります。
その飲み会の時にMは、彼女を密かに個別に飲みに誘っていた・・・とのことでした。
Mが飲みに誘った場所は、引っ越したばかりのMの部屋だったそうです。彼女はその時その隣駅に住んでいましたので、「近いし、来なよ」と言うノリだったようです。
Mの他に登録者のHとN、いつもつるんでいるメンバーが男ばかりで3人、女は彼女ひとりでした。
彼女が来る前から、Mの部屋には最初から布団が敷いてあったそうです。
まあ、最初から彼女をヤっちゃう目的だったのでしょうね。
最初は、4人で飲んでいたそうです。
きっとMたちのいやらしい視線が、彼女のカラダを舐め回すように視姦し、ここでもエッチな話で盛り上がって、M達も興奮して勃起してた事だろうと思います。
やがてお酒も回ってきたところで、HとNが買い出しに出かけ、Mと彼女が部屋の中にふたりきりになりました。
最初から男ふたりは頃合いを見て、いなくなる作戦だったようです。
Mと彼女をふたりきりにさせて、良い雰囲気にさせようとしたのでしょう。
ここまでは、僕はMの飲みの誘いに乗ってホイホイついていった彼女に驚き軽いショックを受けながらも、作戦としては分かりやすい話だな・・・と思いました。
部屋にふたりきりになり、彼女はしばらくして「なんだか眠くなってきちゃった~」と言い出し、敷いてある布団の中に自分から進んで入っていきました。
そして、驚いたMに、笑いながら「どうしたの?Mさん、おふとん隣あいてるよ?中に入らないの?中、あったかいよ」と、自分からMを寝床に誘いました。
まあ、Mからしたら、ラッキーですよね。狙っていた女が自分からふとんに入り、誘って来たんですから。
Mが彼女のカラダをまさぐりながら「もうすぐ2人が買い出しから帰って来ちゃうよ」と言うと、彼女は「知ってるよ」と笑いながら言いました。
HとNが帰って来たら、早くも2人がふとんの中で始まっている訳です。
これは後でわかった事ですが、Mは当時、同じ登録者に既に他に付き合っている彼女がいました。
Mからすると彼女は単純にヤレればいいなと思っていたと言うか、簡単に言うとカラダだけが目当てだったようです。
マネージャーとヤると言うシチュエーションに対する興奮も、あったのかもしれません。
HもNも、Mが気に入っていたマネージャーだから譲ろうとしていたようですが、内心ヤりたいとは思っていたようでした。
当然、最終的にはその日のうちに3人で順番に彼女の『穴』を味わい尽くす事になりました。
話を聞きながら、同じ頃僕を拒絶して「トイレでオナニーして来て」と言った彼女が、M達相手には自分から股を開いてあっさり突っ込まれていたと言う事実に、頭の中が真っ白になり、最初は信じられませんでした。
遊園地デートで、彼女が「子どもできちゃってるかも」と言っていた時は変な冗談だなと思いましたが、M達には生でヤらせていたのでしょうか。
彼女の寝不足の原因だった「会っていた友達」は、Mの事だったんですね。
考えてみると、地元出身でも無い彼女にそんな頻繁に平日の深夜まで会える友達なんて、そうそういる訳ないんです。
「さびしんぼは夜更かししちゃうんです」と言うメールは、そういう意味だったのかな、と思います。
また、たまに会っていた元カレの件も、やっぱり・・・と思いました。
元カレも、彼女を性処理に使っていたのかな、と。
以上が、先輩と同僚から僕が聞いた話ですが・・・実は、僕と彼女との関係は、既に社内でみんなに知れ渡っていたようでした。
2人は、当然僕もMの部屋での飲み会の事は知っているんだろうと言う事で、この話をしてきたのです。
周りの同僚達は、彼女とMがセックスしまくっている事実を知っていた訳で、当然僕もヤりまくっているんだろうと思われていたようです。
それが、キスすら断られていたと。
僕の社内での立場は、とても情けないものになりました。
その話を聞いた後、マネージャーと登録者数人と忘年会をやったのですが、その中にMたちのグループもいました。
最初、その時未練がましい僕は、敢えて彼女の隣に座りました。彼女とせめて一発だけでもヤらせてもらえないか、そのチャンスが欲しくて。
しかし、Mが「彼女ちゃん、隣来なよ」と呼ぶと、彼女はとても嬉しそうに席を立ち僕の隣を離れ、ちょうど目の前のMの隣に座りました。
狭い個室だったので、2人のカラダがかなり密着していました。
ふたりのやりとりは、改めて見ると、お互いのカラダを知っている者同士の近しさを、感じてしまいました。
そして、この2人が裸で絡みあっているのか・・・と思い、激しい嫉妬と興奮が沸き起こり・・・勃起しました。
それから、Mはその事務所を辞めました。
マネージャーが登録者とセックスしまくっていると上にバレたら、彼女の立場が悪くなりますからね。
ただ、Mに自分から進んで股を開いたその話を知ってか・・・登録者がマネージャーに会いに事務所に来る事は相変わらず増えていましたし、中にはニヤニヤしながら露骨にカラダを舐め回すかのように見ている男もいました。
年に一度の登録者との懇親会では、彼女がメイドのコスプレをしたんですが、その時ばかりは男の参加者があっという間に予約が埋まったと言う事もありました。
他のマネージャーとは話さないのに、彼女とだけは話すとか・・・彼女の仕事しか受けない登録者もいました。
彼女はその後も、その事務所で<マネージャー>を頑張って続けていくのですが・・・この話は、以上でひとまず終わります。
長々と、ありがとうございました。