妻が吐き気催してトイレに行った時、正直(何か悪いもの食べたのかな?)くらいにしか思いませんでした。
頭の中には「妊娠」なんてワードなかたんですから。
トイレから帰って来た妻は
「ごめんなさい、ちょっと疲れてるのかな?」って小首かしげて自分のベッドに入って行きました。
その時は、昼間の映画館の事あったし、何も感じなかったんだけど・・・。
「ごめんなさい。 ・・・。」
リビングでお笑いのテレビ 見るとはなしに見てた私に妻がいきなり言います。
「何?」
テレビから目逸らさず言う私に
「 出来ちゃった みたい・・・。」
「うん え!」
ショックってより呆然としました。 何しろ思考回路ゼロです。
妻は何も言わずただ下を向いたままだす。
私が言葉を発したのは2~3分後でした。
自分でもびっくりしたのですが
「よかった おめでとう!」 でした。
何故こんな言葉が出たのか、今でも不思議です。
ただ、その時には、夫婦に子供が出来たって、それだけでした。
私の言葉に妻は複雑な表情をしましたが、やがて柔和な表情にに戻ると
「産んでいいも?」って天使のような顔でいいます。
「ゆき と 俺の子だろ、産んでいいに決まってるだろ。」
その時は本当にそう思いました。
あまり反応のないゆきの顔見て やっと我に返りました。
(そっか、sさんの子かも・・・。)
確立はsさんの方が断然高いかのしれません。ただ、愛するゆきのおなかに宿った子です。
私はsさんに連絡しました。ゆきの妊娠を。
結果 「出来たか。そうだよな、生でしまくりだったもんな。」
でした。
その連絡以来 sさんの足が我が家に向かうまで3ヶ月かかりました。
その間妻はsさんと知り合う以前の妻に戻って、「本当」の夫婦生活を過ごしていたんです。
安定期に入るまでは過剰な夫婦生活禁止って産婦人科の先生に言われた事守って、もっぱら口での奉仕だけでした。
それでも、ちゃんと飲み込んでくれて、「美味しい」って言ってくれました。
平穏な我が家にsさんが訪れたのは妻が妊娠7ヶ月を迎えた時でした。
ごめんなさい 続き不定期 です、