夢を見ました
私はソファーに沈み、かろうじて目を開いています
テーブルには空き缶と食べ残した食材が散乱したまま
反対側のソファーには、私に向き合うように妻の゛友人゛が座っています
妻は゛友人゛の正面の床に座り、私に背を向けています
妻の頭が、妻の゛友人゛の股間で動いています
静まり返った部屋のなかで、妻の頭が動くたびに、ニチャニチャと・・・水の音が響きます
妻の゛友人゛は、タバコをふかしています
時おり、呟くように命令を口にすると、妻の頭がその言葉の通りに動きます
「もっと深く」と言えば、妻の頭が、顔が腹にめり込んでるんじゃと心配するほど沈み、、、数秒後に、ゲホゲホと咳き込み、また沈み、、、
初めて好きになり、初めてキスをし、初めて体を許し、初めてフラれた男は、やはり結婚した後も忘れられないものなのでしょうか?
他から聞く限り、当時の妻はお世辞にも大切にされていたとは思いがたく・・・
男が自分から自慢し言いふらしたとされている行為の数々は、まるでセフレかそれ以下の相手にするようなものばかりだというのに・・・
相手がその男であれば、たとえ公衆便所で抱かれても嬉しかったのか?
抱きたいから、と呼び出され、終われば帰される日々でもすがり付きたいのか・・・?
そんな事を思いながら、私は夢の中で目を閉じるのです