先日妻を寝取って貰いました。私(浩二)は26才、妻(亜希)24才。
妻は一年くらい前から最寄り駅にある個人経営の、こじんまりとした居酒屋でバイトを始めました。
その居酒屋の御主人は気さくで明るく、誰からも好かれるような人柄。
お店は15人くらいで満席になるような小さな店ですが、毎日のように通う常連客で賑わってました。
最初は御主人と奥さんで切り盛りしてましたが、奥さんに先立たれしばらく休業していたようです。
常連客が「料理以外はセルフサービスでいいから店を開けてくれ!」という強い要望に応えお店を再開。
常連客の協力もあり、再び賑わいを取り戻した頃にこの地に引っ越してきたばかりの私達が始めて伺いました。
料理はボリューム満点で味付けも絶妙。しかも安い!
御主人と常連客の話も面白く、私達も大好きなお店になりました。
私達もすっかり常連客になり、派遣社員だった妻が派遣切りにあって、次の仕事をどうしようって話を二人でしていると、ある常連客が「亜希ちゃん仕事無くなったのかい!?それならここで雇って貰ったらどうだい?シゲちゃん(居酒屋の御主人)も楽になるし、俺らもセルフサービスじゃなくなるし(笑)なぁ?シゲちゃん?」
すると御主人も「大金は払えないけど手伝ってくれたら助かるなぁ。亜希ちゃんみたいな看板娘が出来たらお客さん増えるかもしれないしなぁ(笑)」
冗談半分で聞いていた私達ですが、帰り際に御主人から「次の仕事見つかるまででいいからホントに働いてみないか?」と、真顔で言われた。
私も妻も大好きなお店だし、断る理由は無かったのでお願いする事にした。
こうして妻はこのお店で働く事になりました。(とりあえずのつもりでしたが、今現在も働いてます)
妻は料理もそこそこ出来るし、慣れ親しんだ常連客に囲まれすぐにお店に溶け込みました。
妻から「仕事に慣れるまでお店に来ないで!何か恥ずかしいから!」と言われていたので、妻が働き始めて二週間くらいした頃に、仕事帰りに始めてお店に寄ってみた。
妻はビックリした顔。他の常連客と御主人は「浩二君久しぶりだね!」と、笑顔で迎えてくれました。
御主人が焼き魚定食のような物と焼き鳥数本を出して「亜希ちゃんが仕事の時は毎晩ウチに寄りなよ!今日から亜希ちゃんにはバイト代にプラスして浩二君の夕飯付けるから!家で一人で食べるよりいいだろ?」
そんな御主人の好意に甘え、妻が仕事の時は毎晩立ち寄るようになった。
そんな日々が数ヶ月続いたある日。
いつもは7時くらいにお店に寄って八時半くらいに帰宅して、その二時間後くらいに妻が帰宅する感じでしたが、この日は仕事でトラブって九時頃にお店に顔を出した。
お店は御主人と妻の他は、いつもの常連客の内の二人。
この日も和気あいあいと賑やかでしたが常連客の一人であるSさんから、今日来ていない常連客のHさんが妻を狙っていると言われた。
Hさんとは、妻をこのお店で働くように勧めた人物で、かなりの酒好きで酔うと下ネタ連発。豪快な性格だが人情味のある人。
私達夫婦も何度もHさんにご馳走になったりもしてました。
そのHさんがまさか…と、あまり気にも止めなかった私。
しかし、妻より先に店を出て帰宅しようとした私を追い掛けてきたSさんがこう言った。
S:さっきのHさんの話しだけど…実はいつも浩二君が帰った後Hさんは亜希ちゃんを褒めちぎってみたり、この間なんて「一回俺に抱かれてみないか?」とか言ってたんだよ…だから一応気をつけた方がいいよ。あの人手癖悪いらしいから。
こんな話を聞いて私は、Hさんは本気なのか?と思い帰宅した妻にHさんの事を聞いてみた。
すると、Sさんから言われた話は事実で頻繁に誘われてるそうです。
しかし、酔っ払いの言葉だから…と、本気とは受け取らず軽く聞き流しているそうでした。
妻:Hさんはいい人だし本気で言ってる訳ないよ。あ!あと、俺はまだまだ現役でそこら辺の若者には負けないぞ!が決まり文句。浩二君にも勝てる自信あるって(笑)いい歳なのに自信満々で何か可愛いよね♪
最後の言葉に少し引っかかったが妻も聞き流しているようだし、私も気にしないようにした。
Hさんも60才近い。無茶な事はしないだろうと…。
それから少し日が経って私が会社の飲み会で帰宅が深夜になった日。
最寄り駅で降りてコンビニに寄った時にバッタリHさんに会った。
店先で一服しながら立ち話してると、Hさんは私を近くの公園に誘いベンチに座ると語り始めた。
H:浩二君…悪いんだが俺…亜希ちゃんを気に入っちゃったんだよな。
無理矢理どうこうって趣味は無い…ただ、亜希ちゃんと浩二君の同意があればなんだけど1日亜希ちゃんとデートさせてくれないかい?
つづく…