柔らかい光がリビングの大きな窓から射し込む。いつもと同じ光景のように見える。
39歳の妻。結婚12年目の妻を、私は出会った時と同じ・・・いや、出会った時以上にいとおしく感じている。その愛しき妻は朝から掃除機をかけている。きっと、昨晩の現実離れした淫靡な情景を思い出しながら・・・。
昨晩、妻は私以外の男性を受け入れた。その男性の力強く反り返る陰茎から先走る透明な液体を、小さな口で吸い付くした。後、その陰茎は妻のしっとりと濡れ、熱を帯びたた部分へ、吸い込まれるように挿入され、男性の白く濁った液体までも放出させた。といっても、これは妻の意思ではなく、私がそう指示し、仕向けたのだ。
ここ数年、私は妻を他の男性に抱いてもらいたい。いわゆるネトラレ願望が徐々に大きくなっていた。それが昨年の4月に実現し、今は週に一度、私の異常な興奮を満たす為だけに、このプレイに妻を付き合わせている。妻は、そんな私の性癖に応えようと私の指示通り、必死に私以外の男性に奉仕を続けている。
この話を続ける前に、妻との馴れ初めを話しておきたい。妻との出会いは私が23歳になる夏だった。私は、体調を崩してしまい病院に2週間ほど入院する羽目になった。そこで看護婦として働いていた妻は、恥ずかしがり屋で控えめで、一言でいうと、地味な女性だった。
そんな、地味な女性に私は、何故、こんなにも惹かれてしまったのか?
続く