私自身は月に1~2回程度ポルノ映画館には行ってましたが、妻を連れて行くことは初めてです。大抵は高齢者の常連客が5~6人、しかもホモですので、女性が入ってもそんなに危険性はないと思いますが、一応簡単に打ち合わせをしました。また、妻と一緒に入り映画を見るのでは刺激がないと思い、別々に入ろうと妻に言うと、最初は嫌がってましたが、お酒が入っているせいもあってか、OKが出ました。先ず私が先に入り妻を待つことにしました。妻をまつ時間がやけに長く感じましたが、出入口に明かりがさし女性らしき人影が見えました。一般的に女性客が一人で入って来ることはないので、妻だと確信しながら、胸の高鳴りを押さえつつ見守る事にしました。妻と打ち合わせの1つとして、映画館に入ったら入口から左側奥の壁に立っているように行ってあります。
館内にはポルノ映画ならではの女性のあえぎ声が響き、たぶん妻の心臓は張り裂けそうになっているのではと思いながら、暫く様子をうかがっていました。
館内には、やはり5~6人の客が入っているようです。やはり高齢者が多いようで、内心安心感と少し物足りなさがありました。
暫く様子をうかがっていると、入口から明かりがさし、お客が入って来たようです。その来たは、壁側で目がなれるのを待っているのか暫く立っていると、ゆっくり妻の方に歩きだすと、更にゆっくり妻の前を通り最後部の座席に座ったようです。私の心臓の鼓動が自分自身はっきりとわかるきがしましたが、少し安心しました。
私とつまが映画館に入り20分位経過したでしょうか、このまま想像していたこともないなぁと思っていると、先ほど入って来た客がゆっくりと席を立ち上がり、妻の方へ向かって行きます。