大阪の東住吉区の一画。
去年の暮れに倒産した或る会社の解体作業を手伝った。
解体に際しては、建物内の物品はこちらの自由にしていいというのが慣例と
なっている。
古ぼけた事務机の引出しの中に、随分分厚い書物を見つけた。
カバーに「地名総鑑」と大きく記してある。
内容は、いわゆる江戸時代の身分制度<士農工商>における最下層と言われ
た「エタ・ひにん」の温存証明に尽きる。
明治天皇が「廃藩置県」令等を出し、身分制度というものは終わった筈。
しかし、それが今でもしぶとく残っているという現実。
その「地名総鑑」に掲載された部落(集落)の出身者は、自分の出身地を隠そう
とする。
勿論、隠す事はいけないし、不本意だろう…と考える。
しかし、隠さずに言えば、理不尽にも差別を受けるという現実。
それならば、隠そう…というのが人情である。
取りあえず、近場を…と思い、解体を行った会社が在った東住吉区を一件一
件尋ねてみた。
差し障りの無い会話から始め、自分の気に入った女性が居た場合に限り、話
しを掘り下げてみた…。
陳腐かつ卑劣である事は明白だが、それをネタにして女性と付き合えるので
あれば…と短絡化するのも人情。
胸元が男を誘う…そんな熟女が応対した。
話しは、その胸ほどには弾まなかった。
そこで、切り札を出してみた。
「奥さん、この辺りは物騒なんですって?」
「お子さん、学校への行き帰りで誰かに襲われた事は?」
「旦那さん、会社のビルから飛び降り自殺なんてねぇ?」
熟女の涼しい目元が、左右に泳ぎ出した。
「奥さん、美女と金は、いつでも男を誘いますなぁ…。」
そう言って、玄関のドアをしめようとした。
「あのう…、お金は幾ら?」
振り返れば、すがるような目の熟女。
「お金なんてっ…。」
「それじゃ…。」
「そう、奥さんの事が…。」
胸の大きな麻木久仁子風の熟女。
もう、その時点で股間は痛い程に…。
子供二人、年齢42歳。
服を脱がせば、質素な下着が現れた。
セクシーな下着に身をまとう女性が多い中、珍しい美女だ。
「奥さん、気に入ったよ…。」
ブラジャーを外し、豊かな胸に顔を埋めた。
そして、久しぶりに夢中でしゃぶりついてしまった…。
「奥さん、アンタが初めてだよ…。」
怒張した肉棒は、既に欲望の白液を漏らしていた。
「奥さんの胸で…、そう、挟んで擦ってくれ…。」
二つの肉まんは、ふんわりあったかくて、心地いい。
「奥さん、このオッパイは…宝だぁ。」
腰を動かし、女の喉、顔に再び白液を放った。
男の汁を浴びせられた、その顔も悩ましい…。
肉棒は勃ったままだった。
「奥さん、オッパイだけで十分だよ…。」
女を上にした。
肉棒を挟ませて、牛の乳のような胸を絞る様に…。
「おおっ…。」
女は、顔に怯えを充満させていた。
その顔で、胸を懸命に絞る。
もう、色っぽくて堪らない。
「出るぞっ!」
女の胸に谷間に、三度目の大噴射。
白いものが乳房を伝い落ちてゆく…。
「奥さん、本当に、ホルスタインみたいだぁ…。」
悩ましく、自分の胸を掴む。
「奥さん、もういいよ…。」
本当に満足していた。
しかし、女は汁を残した肉棒を口に含んだ。
チュパッ、シュポッ…。
「おいっ、本当に、いいよっ…。」
髪が乱れ動く。
「あぁ…。」
女は、優しく激しく溶け込む様に…、肉棒を愛撫した。
「いくっ…。」
腰の震えと共に、女の喉に絞り取られてゆく。
「奥さんっ、そんな涼しい目で、よくもっ…。」
誉め言葉だった。
パンティを脱がす事なく、ベッドを立った。
「奥さんっ、最高だ…。」
実は、腰がガクガクだった。
女は、封筒を手渡した。
中身は、一万円の束だった。
「これは、要らないよ…。」
「だって、お金を、要るんでしょう…。」
「奥さん、済まなかった…。」
女の顔の怯えが驚きに変わった。
「えっ?」
「さっきは、脅すような事をして、済まなかった…。」
深々と頭を下げた。
腰にガクンときた。
女は、ずっと玄関の前に立っていた。
そして、その姿は小さな点になってゆく…。