先月の町内会の慰労会で、つい飲み過ぎてしまった。
断片的な記憶をたどっても、二次会の途中から全く思い出せない。そして気がつくと、ラブホテルの一室のベッドの上で寝ていた。
ひどい頭痛と混乱の中で横を見ると、俺(34歳)はさらに驚いた。
隣の家の奥さん(44歳)が、何もまとわぬ姿で静かに寝息を立てていたからだ。
俺は完全にパニックに陥った。恐る恐る奥さんの滑らかな太ももに目をやると、精液を思わせる白い液体で濡れている。
状況からして、それが俺のものだと直感せざるを得なかった。
しばらくすると奥さんが起き出し、ゆっくりと目を覚ました。
彼女はゆっくりと体を起こすと、俺の顔をじっと見つめ「昨夜はすごかったわね。中に出しちゃダメって言ったのに、二回も出して…ふふっ」と悪戯っぽく微笑んだ。
俺は、ただひたすら平謝りした
気まずい沈黙の中、とにかく服を着てラブホテルを出た。自宅までの道すがら無言で歩き別れ際に奥さんはにこりと笑って「今度は回覧板、持っていくから宜しくね」と意味深な事を言って別れた。
これからの事を考えると、とてつもなく複雑な気持ちになった。