ある時、勤め先のパートさんの子供さんが受験なのに塾代がしんどいと愚痴られました。
教育熱心と言うより必要と思うと必死になるタイプの人で、子供さんが公立に行けないと家計は大変な事になると言っていました。
旦那さんの稼ぎはまぁ厳しいもので、自動車部品の5次請くらいの小さな工場だそうなので世帯年収でも500万あるかどうか。
それで高校を私立に行かせていたので稼いでも稼いでも足りず、今では当たり前ですが土日のスキマ時間にアルバイトをしてた程です。(当時はタイミーとか無かった)
それも体力・精神ともに疲弊してきており、旦那さんの給料アップも厳しいので愚痴をこぼさなければ耐えられない状態でした。
なぜ僕に愚痴ってたのかと言うと、独身貴族だったから。
時間は自由だし、社員なのである程度余裕のある暮らし(と言っても500万前後の年収)をしてたのでワンチャン借りれるとでも思ってたのかもしれません。
僕も愚痴があまりに切実であったため、時間をとって聞くと言いましたが仕事が終われば家事かあり、土日はアルバイトが抜けられないため難しいとのこと。
お人好しの僕はつい「土曜日、友人の引っ越しの手伝いとかで時間作れる?バイト代は補填させてもらうから一度しっかり聞いたほうがいいかと思う。」と提案してしまいました。
それなら…
と、バイトを休んでもらい、土曜日の10時から会って自宅から離れたファミレスに行きました。
昼食挟んで4時間…
延々と旦那さんの会社の不安定さ、子供のやる気のなさ、貯金が減る不安さを聞かされました。
終いには旦那さんと離婚して母子家庭になった方が県のサポートとか学費の免除とかを受けられるのでは?とまで考えていました。
「さすがにそれは…」
と色々問題ありそうなので止めましたが、旦那さんの薄給とノーテンキさには愛想を尽きかけているらしい。
もう、他人なのに他所様の家庭事情を洗いざらい聞いてしまったのでお人好しモード全開になってしまい、他人事な気がしなくなってした。
なんなら生活に影響のない範囲ならお金をあげてもいいとさえ思ったほど。
しかしそれは思いとどまり、「まぁ利子無しで貸すくらいしかできないけど力になれるなら…」と僕の中ではかなり強気の提案をしました。
「そんな…いくらなんでも人から借りれないです…」と気持ちは受け止めてくれたようだけど、流石に気が引けた様子。
でもそれは何の解決にもならなくて、どうにかしてお金を稼がなければならず今以上に稼げる見込みはない。
少し沈黙して捻り出した提案が
「月に1回、僕の買い出しのアドバイスしてくれるとかどう??節約しなきゃいけないとは思うんだけど、どこが安いかわかんなくていつも同じところで買うから生活費多くて。買い物に付き合ってくれたらコンサル代って事で御礼するよ。」
「…アルバイト休んでもプラスになるなら…」
「当然、それは考えてる。今日の分もこれでどうかなと」
“お気持ち”と書いた封筒を渡した。
「!!えっ!3万円!?」
目を丸くした顔が可愛らしかったのは今でも覚えてます。
「むりむりむり!」と返そうとしましたが、「どうせ、無駄に買い物とかしてるから役に立ててもらった方がいいよ。それに今後、生活費も節約になるならその分報酬として出せるし」
「ほ、本当にキツいんでもう断らないですよ?」そう言って涙ぐみながらカバンにしまってました。
そして話は纏まり翌月から彼女のコンサルは始まりました。
自宅に来てもらい冷蔵庫やトイレットペーパーの銘柄、洗剤などを確認されコスパの良い商品に変更。また断りきれずに取ってた新聞、定期購入のサプリとか黒にんにくとかを解約、なんやかんやで1万くらい減らせました。
買い出しも一緒に行き、食材は午前の方が良いものが多いと教わり、保存方法の工夫とかでストックを作る事も教わりました。
初回の1日で「あー、結婚ってこんななのか…」と尊く思ってしまいました。
つい「なんか惚れてまうやろ!って感じ。マジで頼りになる!」と呟きました。
これが後で聞いたらどストライクに刺さったらしく一瞬で家族の事を忘れたとのこと。
僕の自宅に戻り買い物を整理。結構疲れたのでリビングのソファで一休み。
しかし久しぶりに我が家に女性がいることが急に実感湧いてきて、一挙手一投足がドキドキしてしまう。
美人でもない疲れ切った顔の女性なのに妙な艶っぽさ。
そりゃ変な考えも浮かびますよ。
それにそれは向こうも同じだったらしいです。
僕の私生活が気になりすぎて母性が爆発したとか。「1人で色々困るんじゃない?」と切り出してきたのは彼女の方。
「困るとは?」
「夜寂しくないの?」
「それいい歳の大人に聞くこと?(笑)寂しかったらハグでもしてくれる?」
「しなくもない(笑)」
「ならしてもらおうかな〜」
そう言ったら彼女はスッと立ち上がり腕を広げ優しくハグしてくれました。
そりゃドキドキですよ。
彼女の熱い体温も伝わってきて限界に。胸に顔を埋めて抱きしめたんですね〜。
すると頭をホールドしてくれ、離さないスタイル。
もう理性ぶっ飛び、そのままシャツの下に手を入れ彼女の胸に到達。
ブラジャー越しの乳首コリコリに「あっ…それダメかも…」とポソリ。
彼女の方からソファに押し倒してきてシャツを自ら脱ぎブラジャーを取り「もうわかんない…」と生乳を顔に押しつけて舐めてくれアピール。
下のスカートを捲し上げてお尻を撫でると彼女も負けじと股間をまさぐる。
しばらく無言でハァハァ触り合い。
「パンツすごいことになっちゃった」
と濡れまくった割れ目を触らせてくれ挿れろアピール。
僕もズボンを脱いでとりあえずビンビンでヌルヌル液のついた亀頭を露わにすると彼女が手を添えてずぶ〜っと挿入。
直後から腰が止まらないようで反り返りながら激しいグラインド。
凄まじい量の愛液を垂らしながら止まらぬ腰振りに僕も慣れていないので我慢も虚しく中にお漏らし。
「あぁぁぁぁ…」と脈打つ僕の相棒を感じながら余韻に浸り、再び動き出す。
そして彼女も「イクイクイク!」と絶頂。
たまらない発展具合に完璧にハマりました。
そう、それから月一の関係は4年目に突入。お金の支援は半年で終わりました。受験も何とか公立大学になり、肩の荷が下りたのかバイトもやめて月イチの通い妻になってます。