続きです
1組の男女がルームに入っていった。
このお店は大部屋と個室があり、大部屋の中は仕切りが無く、複数プレイや、すぐ隣で別の組・グループが楽しむことができる。
また外から決められた範囲から覗くことができる。
一方個室は仕切られており、外から覗けない。
彼女「いまからあの人たちやるんだよね?」
俺「そうだね」
興味津々ながらも手で口を押えている。
彼女「他人のエッチ、直接見たことないよ(汗)」
僕(いやそれ期待して来たやん)
まだ緊張しているらしい。
平静を装って飲物を注文しようと思っているが、まだ立てないくらい硬直している。
仕方ないので代わりにカウンターへ行って
ついでに久しぶりに会った男性常連さんに挨拶。
僕「大変ご無沙汰しております」
常連「だねぇ。あれ、いつも一人だったよね? 彼女?」
僕「マッチングサイトで会って、ハプバー行ってみたいというので連れてきました」
常連「なるほど、よくあるよね。楽しんでね」
僕「ありがとうございます」
この常連さんは毎週末開店から終電前までいる人で、僕がデビューした日にいろいろ教えてくれた。
会うたびに必ず挨拶している。
今日は連れがいるので乾杯せず。
飲物を届けたくらいで、ルームから喘ぎ声が聞こえてきた。
彼女「あ、聞こえる。防音ないんだ・・」
僕「カーテンだけだね」
彼女「えぇ、恥ずかしいよね?」
僕「いやハプバーだし、たぶんあの様子だと慣れてる子だね」
彼女「そーなの?」
僕「あ、盛り上がってきてるね。覗けるよ。見てみる?」
彼女「あ、え、うん」
つづく
(文才無いけどお付き合いいただけると幸いです)