相沢 要26歳会社員です。
まさかと思われるでしょうが真実です。
22歳で就職しました、毎日が緊張の日々でしたが優しい上司に恵まれ少しずつ慣れた頃でした。
僕の上司で40歳の川口さんが、今夜暇なら内来ないかと誘われました。
お宅にお邪魔すると奥さんが出迎えてくれました。
後で知ったのですが歳は35歳でした。
お酒や食事を頂き楽しい時間が過ぎた頃でした。ご夫婦が真剣な顔で僕に相談があると言うのです。
話は二人の馴れ初めから始まり今までの事でした。
別段どうでもいい事ばかりでしたが、あの話になったのです。
川口さん夫婦は結婚10年が過ぎ未だ子宝に恵まれませんでした。
もうお分かりの人もいるかと思いますが、その通リなんです。
ご夫婦は病院で検査を、するとご主人が無精子症と診断されたそうです。
奥さんは子供は諦めたそうですが、どうしても子供が後継ぎが欲しいご主人は悩み悩み他人の子種を妻にと思い奥さんに何度もお願いしたそうです。
奥さんは血の繋がらない子供はいらないと言われたそうです。
それでも根気よく説得を続けると、奥さんがやっと、あなたがそれでいいならと承諾したそうです。
ご主人は子供は欲しいでも他人の子種で妻が妊娠、相当悩まれたそうです。
さて奥さんをどうやって妊娠させるかですが、本来なら大学病院など専門機関の精子バンクなどで対外受精ですが、奥さんはその方法はどうも嫌だと言われたそうです。
奥さんは他人の子でも自然な方法で妊娠したいと。
早い話、奥さんが他人とセックスして妊娠する事です。
ご主人は奥さんの提案に驚きましたが、子供欲しさに奥さんの要望を受け入れました。
そこで僕に白羽の矢が。
この話を聞いて驚きと共に初めは信じられませんでした。
でも奥さんの口からハッキリとお願いしますと言われ、アッ本当の事だと思いました。
奥さん啓子さん見てくれは普通の感じでした、派手さも無くどちらかと言うと地味目な人でした。
僕はご夫婦の熱い思いに答えようと思い快諾しました。
実行日は奥さんの排卵日です。
場所はラブホテルで奥さんと僕だけです。