私は50歳を超えている年齢ですが、一念発起して長く勤めた会社から、同業ではありますが転職し、単身赴任で地方に引っ越しました。
4月から新生活を始め、住んでいるのはごく普通のアパートです。
同じアパートの住人に引っ越しの挨拶を済ませに行った時に出会ったのが、2部屋隣の美和子さんでした。
美和子さんは、言い方は悪いけど、どこにでもいそうなおばさんと言う印象でしたが、挨拶に行った時に笑顔が可愛く優しそうな人だな・・と印象を持ちました。
歳も私とあまり変わらなそうでした。
たまにアパートのゴミ出しや共用スペースの掃除。たまに家の近くの店などで顔を合わす時があり、普通に挨拶して少し話す位の関係でしたが、私も男なので、少し色目を使って美和子さんを見ていました。
体型も本当に中肉中背で、痩せても太ってもいないのですが、肉感的で抱き心地良さそう。妄想でオカズにした時もありました。
季節が暑くなって来た頃、平日の昼にランチでファミレスに行った時、たまたま美和子さんが、角の方に座ってパソコンを触っていました。
向こうも気付き、笑顔で手を振って来るので、こちらも手を振り挨拶に行くと「これからお昼ですか?私も注文したばかりなので、一緒に食べませんか?」と言ってくれました。
初めてじっくり話す機会で、そこでプライベートな部分まで色々話しました。
旦那さんとは4年くらい前に離婚して、今は派遣で働く娘さんと2人暮らし。
仕事は保険のセールスレディ。
歳は46歳。
との事でした。
「たかさんは、単身赴任って言ってたけど、不安とか無かったですか?」
などの質問を受け「やりたい仕事があったので、家族にはわがままを通させてもらいました。それに子供達も成人を越えてるし、一人暮らしをしてみたかったんですよ。カミさんといても空気みたいなものでしたから(笑)。」
逆に美和子さんの事も聞いたら「さすがにもう慣れましたよ。娘もいるので大丈夫です。たまに家の事でチカラが必要な時とかは、大変なのは確かですけどね。」と言ったので、そんな時はお手伝いしますので、遠慮せず声掛けて下さいと言い、そこでLINE交換しました。
「お酒は飲めますか?」と聞いたら「飲めますけど強くないです。いつも同僚に送ってもらっちゃうんです。」と言ったので「じゃあ今度行きましょう。送り狼にならない様に頑張りますので(笑)」と言ったら笑ってくれました。
つづく