寄り付かなかった地元に顔出したら、めちゃくちゃチヤホヤされた。
俺が金稼いでいるってどこかから聞いたらしい。
持ち上げ方があまりに酷いから、こりゃもう地元にいくことないなって考えてたら、中高の同級生に呼び出された。
金貸してくれって頭下げられた。
金額は書かないけど7桁前半。
娘さんが事故起こして、その示談金だとかなんとか。
担保も何もなし。借用書書くつもりもなかったみたいで呆れた。
でもまあ、からかい半分に「お前のその娘を2、3日貸せよ。それなら貸してもいい」と言ったら「娘と相談する」だって。馬鹿なんだろうな。
その後電話で「娘は流石に、でも妻なら」とか言ってきた。
40過ぎのババアにそんな価値ねぇよって思ったんだが、思い出した。こいつの嫁、同級生だったわ。それも、まあ田舎あるあるの狭い世界での話だけど、他校のやつにも告られるくらい美人だったっけ。
今はもうただのババアだろうが、それでも面白そうではある。だからOKした。
ただし、何しても文句は言わないこと。
写真とか動画とか、そういうのだけは勘弁してくれと言われたので、それもOKした。やっぱり馬鹿だこいつ。
来たのは、確かに年齢相応に老けてはいるが、悪くなかった。スタイルまあまあ、顔もまあまあ。
待ち合わせた駅前でタクシー拾い、数駅離れたそこそこ栄えているターミナル駅の街へ。数駅といっても田舎なので遠かった。
タクシーの中で、女は俺のことを馴れ馴れしく昔のあだ名で呼んだが、「違うだろ?」と遮った。
俺に買われた女であること。何されても良いという約束であること。金は渡すが、利子の有無や返済期限などは俺がこれから決めること。俺はドSで女に今まで試せなかったことを試そうと思っていること。いろいろ伝えて「NGなことは?写真や動画は嫌なんだっけ?体に傷を付けたりとかは?例えば根性焼きとか、針とか。ピアスやタトゥーなんかも似合いそうだと俺は思うけど?ちなみにお前の働き次第で無利子どころか貸すんじゃなくて上げてもいいと思っているけど、NGは?」と聞くと、「ありません」だって。
2日間と少し、堪能した、さすがにタトゥーはもちろん根性焼きなんかは俺の趣味じゃないからしなかったけど、楽しかった。
途中で吹っ切れたのか調子に乗り始めたから、娘に電話させたら自分の立場を思い出したみたい。
自分の娘に報告しながらイクのは屈辱的だっただろうな、興奮した。