俺はいま33歳の会社役員、肩書だけで言えばエリートみたいだけど父がやってる会社に父の後継者候補としているだけの話。
これでも一応は名門と言われている大学を出て(1浪したけど)、家業に関係する大企業に就職したんだけど、30の時に父から家に戻ってこいと言われ退職して実家に戻った。
俺自身はもうちょっとサラリーマンを続けて課長か課長代理くらいにはなりたかったし、田舎に帰るのが嫌だったが、「俺が元気なうちに戻ってこい」と言われ、係長職だったが渋々田舎の実家に戻った。
そんな話は置いといて、俺が学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた時の話をしよう。
良い大学に入れたおかげで家庭教師なんて言うアルバイトにありつけたわけだが、最初は気乗りしなかった。
それは子供の相手が苦手だったからだが、仲良くなった友人に「楽なバイトだから」と誘われてやることにした。
いやいや半分だったが始めてみると、それが意外に楽な仕事で、同じようにバイトで子供相手の塾の講師をやってた別の友人から聞いたのとは凄い違いだった。
塾は数人の子供が集まるから雑談する子もいれば反抗的な子もいるらしいが、その点家庭教師は違った。
お宅にお邪魔し2時間ほど勉強を教えるっだけでよく、子供もマンツーマンだと大人しく勉強してくれるから楽だった。
但し子供の成績が上がらないとチェンジされるから油断は禁物だ。
ちょうど大学1年の秋口だったが、派遣会社に登録して早速初めての子供を受け持つことになった。
そのお宅、ご主人は婿養子だが旧財閥系商社のエリートで、奥さん(教え子の母親・以下香織さん)の実家が地元の大地主で有力者という家だった。
香織さんも30半ばの上品な美人さんで、いつも笑顔を絶やさずに穏やかに話し方をするような人だった。
子供も小学校から大学までほぼほぼエスカレーターで上がれる学校に通っていたので、受験勉強のような厳しいことではなく、予習復習と小テストで良いというのも気楽だった。
教え始めて2ヶ月経った6月頃だったと記憶しているが、香織さんから勉強が終わった後に話があると言われた。
ひょっとしてチェンジか?と思いちょっと焦ったが、話の内容は今後派遣会社を通さずに直接教えてもらえないだろうか?ということだった。
もちろん禁止行為だが、回数が週2から週3に増えるが、アルバイト代もすごく良い条件だったので「前向きに考えます」と言って話を終えたが、その時に分かったことは派遣会社は客→会社→俺と金が渡る過程で、そうとうピンハネしていることが分かった。
つまり香織さんにしてみれば支出が減るが勉強の日数は増える、俺は収入が増えるという、派遣会社を外せば香織さんと俺はwin-winの関係になるということだ。
具体的な金額は書かないが香織さんは派遣会社に相当な金額を支払っており、そこからピンハネされた残りの分が俺の給料だったわけ。
それが専属になったことで、丸々という付度でもないが俺の手元に入って来るんだから受けない手はない、俺は一日2~3時間の仕事が増えるだけで倍近い金額を稼げることになった。
しかしその話を受けるからには当時登録していた会社を辞めなければならない、俺は家庭教師を続ける自信がなく、子供の成績に責任が持てないという理由で簡単に辞めらた。
もちろん派遣先の家庭を変えるからとか、いろいろ言われて引き留められたが、無理ですの一点張りでやめることを了承された。
そして翌月から、無事にこのお宅の専属家庭教師になった。
その後登録会社から香織さんに他の家庭教師ではとしつこく連絡があったそうだが香織さんは「もう結構」と断ったらしい。
バイトは順調だった、子供の模試の結果も良く信用度も上がって行った。
そんな時に香織さんから8月に1週間ほど別荘に行くけど、そこでも勉強を見てもらえないだろうかという相談があった、早い話し、子供にとっては勉強合宿みたいな感じだ。
しかしそれは家族旅行に同行して勉強を教えると言うこと、勉強を教えるのは良いけれど、この依頼にはさすがに躊躇したが、滞在費も何もかも負担するから是非と言われ受けることにした。
詳しく聞くと別荘と言っても戸建てではなく会員制のリゾートマンション形式の別荘で、このお宅は香織さんと実家の両親とで二区画契約していて、俺は老夫婦用の方に1週間滞在することになった。
家具も設備の他の会員と共用なので気を遣わずに使いたい放題で、子供の勉強と食事の時だけ隣にお邪魔するという感じだったので、ちょっとホッとした。
8月もお盆前後の混雑期を避けて、20日過ぎから1週間某別荘地に行くことになった。
現地は足がないと不便ということで、俺は父の車を借りて現地集合という形で向かったが、別荘で落ち合うとご主人はいなく香織さんと子供だけだった。
ご主人はどうしたのか聞くと、カナダに建材買付けの商談と現地視察に2週間の予定で出張しており、俺たち3人だけだと聞いた。
親子の間に他人の俺がいて良いのかとも思ったが仕方がない、
特別手当を出すということで、普段なら夕方から3時間ほどの家庭教師も、着いた日と帰る日以外の5日間はお昼から夕方まで休憩を挟んで5~6時間ほど勉強を見るというスケジュールだった。
初日の夜は車で15分くらいの所にあったスーパーで滞在中に飲むビールやウィスキーとつまみを仕入れて、大学の宿題をやった後、ビールを飲みながらテレビを見たりパッドで遊んだりして過ごした。
CATVも完備されていて、古いドラマやスポーツが見放題だったがアダルト系は有料だったから、あとからAVを見たのが香織さんにバレるのも嫌だったので見なかった。
2日目から勉強が始まったが、時間が長くなっただけで順調にこなした。
おさらい代わりに問題集を使って小テストをやってみたけど、国語算数理科社会と4教科教えていたがなかなか良い成績だった。
そのあと香織さんの作ってくれた夕食をご馳走になって自室に戻ったあと、部屋にいてもすることもないので1時間くらい車で走ったが、部屋のテレビにDVDプレーヤーがあったのを思い出して何本か借りた、もちろんCATVで見れないAVだ。
もうすぐ11時という頃、そろそろ借りて来たAVでも見て抜いて寝るかと思っていたところにインターフォンが鳴った。
時間も時間だったので、多分部屋を間違えた人だろうと思いモニターを覗くと香織さんだった。
「少し飲まない?」と言われ、俺は借りて来たAVを慌てて隠してから部屋に入ってもらうと、よく冷えてそうなシャンパンを持ってきて、部屋に備え付けのグラスを洗ってからテーブルに置いた。
「中山君とゆっくりお話ししたことが無かったから」と言ってシャンパンを注いでくれたので、ひとまず乾杯した。
最初のうちは俺の家のこと、子供の頃からの学校のことや勉強のやり方の話なんかをしたが、俺がご主人の話をしたところ、香織さんの口から次から次へとご主人に対する愚痴がこぼれて来た。
しかしそんな話を俺にされても対応に困る、下手なことを言うわけにもいかず相槌を打つくらいしかできないから。
30分くらいだったと思うが、香織さんはシャンパンを煽りながら「冷たい人」「会社人間」「役立たず」「世間体があるから離婚できない」、そして酔ったせいもあるんだろうがついには「もう何年もセックスレスなの」ということまで言い出した。
しかし長い愚痴を聞かされているうちに、俺もだんだん上の空になってた。
その時に「ねぇ中山君!ボーっとしてるけど聞いてる?」と香織さんに言われてハッとしながら「聞いてますよ」と言うと、「じゃぁ私が今なんて言ってか言ってみて」と言われて口ごもると、「ほら聞いてない!」と香織さんが言った。
そして「もう一度言うからちゃんと聞いてよ」と言ったあと、「私はもう我慢するのやめるの、これからは自分のしたいことをしたいようにするわ」と言った。
そんなこと言われても「勝手にすればいいじゃん」くらいにしか思わなかったけど、何か聞いてあげないといけないかなという感じで「したいようにするって、どんなことをするんですか?」と聞いてみた。
すると香織さんはにっこり笑って「そうねぇ、若い彼氏でも作っちゃおうかな」と言ったあと、その彼氏とデートしたり旅行に行きたいと楽しげに話していた。
その話を黙って聞いていたが、香織さんが「ねぇ中山君、私みたいな女性をどう思う?」と聞いてきたんで、「素敵だと思いますよ」と差し障りのない返事をすると、香織さんは「それだけ?他に何も思わない?」と絡んできたんで、「だってボク(当時20才)みたいな子供に聞かれても」と返すと、「私が30半ばのオバサンだからでしょ」と拗ねた感じで言った。
俺が慌てて「いや、そんなことないです、美人で素敵ですよ、マジで」と言うと「本当にそう思ってるのかなぁ?」と酔いも手伝ってしつこく絡んできた。
香織さんが俺にくっ付くように隣に座ってきてちょっとヤバイ雰囲気になっていった。
「中山君はどうなの?私みたいな歳の女でも恋愛対象になるの?」と、顔をぐっと寄せて聞いてきた。
否定するのが怖いくらいの圧を感じたんで、「もちろんです」と言ってしまった。
それを聞いた香織さんは甘えたような口調でゆったりと「本当~?じゃぁ中山君と付き合っちゃおうかな?ねぇ、ダメ?」と言った。
確かに香織さんは美人だ、貧乳が玉にキズだけど十分にいける、しかしそんな関係になってしまうと、後々いろいろと厄介なことになりそうだと思ったから返事できずにじっとしてた。
俺の態度がじれったいのか、香織さんはしつこく「ねぇ、私じゃダメ?イヤなの?」と顔を寄せて絡んできて、ボディータッチも始まったんで、取り敢えず何か言わないということで「いや、逆に俺みたいな子供でも良いんですか?」と言うと、俺を触りながら「中山君の体は子供なんかじゃないでしょ」と言った。
もう腹を括るしかない状況に追い詰められた。
断ったら家庭教師のバイトも気まずくなるだろうし、恐らく別荘から帰った後にクビになるだろう、香織さんはその辺も考えていたようで「お付き合いしてくれればお給料も考えるわ。でも嫌だって言うならちょっと考えなきゃね」というようなことまで言い出したので、俺は「光栄です、俺なんかで良ければ」と答えた。
それを聞いた香織さんは「本当に?嬉しい!」と言って俺に抱き着いてきた。
俺の胸のあたりに顔をくっ付けて「シャワー浴びた?」と聞いてきたんでまだだと言うと、「私はお風呂済ませて来たから早く浴びてらっしゃい」と言って俺から離れた。
俺はその言葉を聞いて、香織さんは完全にやるモードだなと思った。
俺がシャワーを終えてTシャツと短パン姿で出ていくと、香織さんも「私もちょっと浴びるね」と言ってバスルームに行ったが10分も経たずに済ませて出て来たが、あまりの短い時間だったんで、多分だけどマンコの周りだけ洗ってきたんだと思う。
俺がソファーに座って待っていると、香織さんがバスタオルを巻いただけの姿で膝の上に乗ってきて、俺の首に手を回して引き寄せると濃厚なキスをしてきた。
いやらしい舌使いに俺は速攻でビンビンにフル勃起状態になった。
香織さんはすぐにそれを察したようで、キスを止めてソファーの下に降りると俺の短パンを引っ張ってフル勃起のチンポを剥き出しにしてしゃぶり始めた。
当時の俺は彼女もいるにはいたが女性経験も乏しく風俗経験もなかったから、こんなに上手いフェラをされたことが無かった
俺は思わず「おっ…お母さんっ(教え子の母親だからそう呼んでた)!ダメです!出ちゃいます!」と叫んでしまった。
すると香織さんはフェラを止めて「まだダメよ」と言って俺から離れた。
香織さんに促されてベッドに移ったが、そこで攻められたら速攻で射精しそうだったんで、俺が攻めることにした。
とは言うもののロクに愛撫もできなかった俺に対して香織さんの要求は激しく、してほしいことをいろいろと言ってきた。
キスの時の舌使いから体への触れ方舐め方吸い方、どこが感じるとか、それまでしたこともないようなことを次から次へとリクエストしてくるのにはさすがに参った。
特にクンニ、香織さんは舐められるのが大好きで延々とクンニさせられて、おまけにクリを舐めて、吸って、膣穴に舌を入れて、クリをしゃぶりながら指を入れて掻き回してと、あれこれ注文が多く、顎や舌先が痛くなるほどだった。
「男の人って舐めるの好きなんでしょう?私ね、舐められて何度もイクのが大好きなの」って、30分~小一時間舐めさせられた。
香織さんは何回かイケたみたいで満足すると、次は俺の体を弄ぶように愛撫した。
先ずは体中を舐め回されたけど、これはそれまでに感じたことがなかったほど気持ち良かったんだけど、困ったのが香織さんは変態チックなことも求めて来た。
性格的にSなのか、香織さんが上になってディープキスを交わしていると、「私の唾が飲みたいんでしょ?」と言って、俺に口を開かせて上から唾を垂らして「美味しいでしょう?よく味わうのよ」というようなことをする。
全身を舐めながら、乳首とか尻の肉、二の腕や太腿の内側のような柔らかい所を跡が付かない程度に噛んで、俺が痛がる様子を見て喜んだりもした。
そして香織さんが上になって挿入すると激しいキスを交わしながらするのが好きで、こっちは激しく動いて息が苦しいのに、逃げても逃げても唇に貪りついてきて、濃厚なキスを求めて来るのが香織さんの性癖だ。
この夜は初めてだったからか、これ以上激しくなかったが、それでもカルチャーショックを受けるようなセックスで、明け方近くまでベッドでもつれ合っていた。
これは俺の勘だけど、香織さんはたまに若い男と息抜きをしていたんだと思う、その成功体験があったから俺のこともうまく手懐けられると思ったに違いない。
美人だし金持ちだから、香織さんの方から言い寄れば、若い男なんてかなりの確率で落とせるだろう。
しかし香織さんは金持ちの一人娘でわがまま放題に育ったからだろう、とにかくあれしてこれしてというのが激しい女性だ。
旅行中も子供の勉強メインでどこへ出かけることもなく、俺は朝10時過ぎまで寝てから勉強を教える、朝普通の時間に起きる香織さんは、その間は昼寝していると言った感じで、夜11時前後になると俺の部屋に来て「私ね、できるものなら毎日でもしたいの」って言ってセックスするというパターンだった。
もっとも俺も20才だったから性欲は旺盛で、毎晩2~3回やっても平気だった。
香織さんにとっては6泊7日中5日連続で思う存分セックスできたから上機嫌な一週間だった。
旅行から帰ったあとは月水金と3日教えに通っていたが、子供の学校が始まると夕方5時から2時間~2時間半のスケジュールで勉強を教えていた。
でも俺が香織さん宅に行くのは大学の時間割にもよるが、だいたい午後一だった。
それは子供が帰宅するのが4時過ぎだったから、昼過ぎから3時間ほど香織さんの相手をするためだ。
新婚夫婦でもないのに最低週3回やってたということになる、しかも夜遅くに時間に不意に「近くまで来たけど行っていい?」と、俺の部屋にやりに来ることも珍しくなかった。
祝休日も、ご主人がゴルフや仕事で不在の時は、香織さんはすぐ近くの実家に子供を預けて俺とデートという、まるでバイト先の母親と不倫しているというよりも、セフレの子供にバイトで勉強を教えている感じだった。
香織さんはセックスに対する貪欲さをどんどん増していった、よく言う歯止めが効かなくなるというヤツだ。
あんまり派手に逢瀬を重ねていれば、そのうち絶対にご主人や子供から不審がられそうなものだが、香織さんはそんなことを一向に気にしている様子もなく俺と逢っていた。
そんなふうだったから、俺にしてみれば大学にいる以外の時間の大半を香織さんとの関係に費やしていたようなものだった。
香織さんにとって、俺はお気に入りの玩具みたいな存在だったと思う、お人形遊びの人形と同じということ、生きたダッチハズだ。
香織さんは完全なセックス依存症だと思うが、徐々に激しさを増していき俺の体をいろいろと弄んで楽しんでる感じだったが、逆に俺にとってはキスとクンニさえしっかりやっていれば、あとはサラッと愛撫するだけで良かったから楽と言えば楽だったが、その代わり会えば最低3回は求められたから、体力的にはキツく感じることが多かった。
一番楽だったのは香織さんが生理の時、生理の時も関係なくセックスしたがる香織さんだったが、この時だけはクンニしなくて良かったから。
さすがの香織さんも恥ずかしかったんだろうし、俺も整理中のマンコなんか舐めたくなかったから、「生理の時はクンニしないで」と言われたときはホッとした。
但し生理が終わった直後に「生理中の分もたっぷりね」と言われ、かなり長い時間舐めさせられた。
辛かった香織さんはピルを飲んでいるからセックスはいつも中出しだったんだけど、自分の精液が残っていて漏れ出してくるマンコをクンニさせられたことだ。
しばらく経つと「自分の物じゃないか」と腹を括って慣れることができたけど、最初の頃は嫌で仕方なかった。
もう一つ、香織さんは再地位にトイレに行くと小便したままのマンコを「中山君が舐めてきれいにして」と言ってクンニさせられるのも嫌だった。
そして俺が嫌そうな顔をすると、「え?私のお願いが聞けないの?お手当だってちゃんとあげてるでしょう」って不機嫌になるからたまらない。
確かにバイト代も破格だしお手当も付けてくれてたから一般企業の新入社員よりも稼げてたし、それにデートも小旅行も香織さんと遊ぶときにかかるお金はほぼ全額香織さん持ちだったから文句も言えず、言われたとおりにして香織さんを満足させるしかなかった。
但しデートと言ってもショッピングや映画を見たりするわけじゃなくラブホで4~5時間こもってセックスしたあとに「スタミナ付けないとね」と言って焼肉屋やステーキ屋さんに行くだけ、小旅行と言っても観光なんかほとんどせずに、夕方早い時間からホテルにこもって只管セックスするだけ。
俺にとってはまさに奉仕活動みたいなものだった。
俺が大学3年になった春、香織さんのご主人がシアトルの現地子会社に単身赴任で出向すると、香織さんは誰の目を憚ることなくなった。
先ず俺を香織さんの住まい近くにある香織さんの実家が所有しているマンションに引っ越しさせたが、早い話しが香織さんにとってやり部屋で、たいした金額じゃなかったけど、それまでの家賃と差額を香織さんが払ってくれた。
俺的には大学まで遠くなったけど、周りの環境や部屋は申し分なかった。
引っ越してきた日の夜から、本当に毎晩香織さんが来るようになった。
来ればもちろんセックス、俺の大学の時間割まで把握して、夜に限らず暇さえあれば俺の部屋に来て過ごすことが多くなった。
同じタイミングで子供が中学に内部進学したが、香織さんは中学生にもなれば一人でも大丈夫だからと言って、休日は俺の部屋に来て一日中セックスに明け暮れたりラブホに行ったりした。
家庭教師の方はと言うと、子供が部活に入ったんで開始時間が夜の7時か7時半からで週2回になったが、香織さんはバイト代を下げないでくれた。
そのおかげで家庭教師のある日は香織さんの家で夕飯をご馳走になることになった。
かと言って部屋に来なくなるなんてことはなく、相変わらず10時半を過ぎた頃に俺の部屋に来て3時間くらいセックスしていた。
子供も俺たちのことにうすうす気づいていたんじゃないかと思った。
ある時、つい口が滑って「こんなに毎日俺とセックスしていて飽きないんですか?」って聞いてしまったが、香織さんは「中谷君は私に飽きたの?私は全然飽きないわ。だって私がここまで従順な男の子に育てたんだから、これからも飽きることなんかないわ」と言って、一拍空けて「だから中山君は私から逃れられないの」と念を押すように言い放った。
確かに香織さんほどの相手は見つからないのかもしれないが、俺的にはもう少し頻度を減らしてほしかった。
それでも大学を卒業して就職すれば関係も終わるだろうと思っていたが、就職しても東京勤務が続いたため、頻度は減ったが関係は終わらなかった。
結局実家に帰る直前までずるずる続けることになった。
退職直後に「これでお別れだから記念に」と言って、香織さんと3泊4日で台湾旅行に行ったが、観光はそこそこで、あとはセックスして中華料理を食べるという旅行だった。
実家に帰った後も年に何度か会ってセックスする関係は続いていたけど、香織さんに別の相手ができたのか、50を間近に性欲が減退したのかはわからないけど、もう会うこともなくなり、良い思い出として刻んでおこうと思う。