アラフォーの主婦二人、野湯というのに入って来ました。
旅館の人に道を聞いて、ハイキングみたいに山を登って。
中腹のちょっと開けた場所の、いかにも手作りって感じの、石で囲った小さな温泉(?)
でも周り、脱衣所どころか、仕切りすらなくて。
さすがにエーッてなって、三十分くらい様子見しちゃったけど。
でも誰も来なかったんで、せっかくだし、二人、勇気を出して入っちゃいました。
何だかお風呂というよりも、真っ昼間のお外でスッポンポンになっちゃった!って感じの、スリル。
なので初めは、お湯の中で縮こまってたんだけど。
だんだん解放感を感じて、大胆になって。
立ち上がって思いっきり伸びをしたり、麓に向かってヤッホーって叫んだり。
はしゃいでしまいました(笑)
しかもその後、ブラリとやって来た地元の農家のオジサンと、混浴までしちゃったんです。
「すみません、勝手に入って」
「いや、よかよか。ここは誰でも入ってよか湯やけん」
私たち、ホッとしたけど。
「オイも入ってよかかね」
って言われて、断る訳にもいかなくて。
私たち、初めはアウアウしてたけど。
オジサン、すごくいい人で。
いつの間にか、ついガードを緩めて、和気あいあいと世間話。
オジサンのの~んびり口調に釣られて、余計なことまでぶっちゃけちゃいました。
友達は、二人目産んでからは、すっかりご無沙汰だとか。
私も、四十過ぎて妊活諦めてからは、反動でレスになっちゃった、とか。
「そりゃもったいない。オイやったらこげんよか女、毎晩だっちゃヤリまくるぞ」
「え、毎晩?」
「すごーい。お元気なんですねぇ」
「嘘やなかぞ。その証拠に、ホレ、見てみい」
って、いつの間にか大きく、固くなってたオジサンのアレを、見せつけられて。
「やだぁ」
「もう、マナー違反ですよ~」
って私たち、顔では笑ってたけど、内心ドキドキ。
でもエッチな大人のコミュニケーションって感じで、楽しくて。