歳の差ありすぎて引かれそうだけど…
僕の初めての女は、大学に入ってすぐにSNSで知り合った超熟さん。
初めは30以上年下の俺がひょんなことから悩みや愚痴を聞いてたけど、勢い余って男女の仲に。
仮にサトコさんとしますが、その人自身はバツあり独身で、親から相続した複数の不動産を管理して生計を立ててました。決してセレブではないけど。
そのうちの、立地はいいけど年季の入ったアパートをただ同然で俺に貸してくれることになって、苦学生の俺はどんなにありがたかったか。
しかし、アパートの合鍵はサトコさんが持ち、ほぼ毎日夕飯を作りにきてくれて、そのまま二人で夕食をとり、さらにはそのままエッチをしてました。
片方は若い男、もう片方は閉経済みの女。30以上の歳の差も、本能の前には無意味でした。
さて、そんな生活が一年以上過ぎた頃、やはりサトコさんも罪悪感が芽生えたのか、自分以外の恋人を作るようにと話すようになりました。
単に別れ話というより、サトコさんとの関係も持ちつつ、年相応のきちんとした恋をして、男としての経験を積んでほしいような口振りでした。
しかし、大学内にもバイト先にもろくに女友達なんていなくて、社会人の歳上お姉さんとも無縁な僕には、チャンスはどこにもありませんでした。
そんな感じで、ずるずるとサトコさんとそのままの関係を続けてた時、ある出会いがありました。
続きます。