一般的にシニアとは60才以上の高齢者の総称で、市の広報で初めて知り、私は65才で申し込んだ。
月に一回の開催で、男女が計40名で名札はあるが、その日毎の自由席である。
初めての日に私は女性の隣に座り、一応挨拶として△△町の〇〇と自己紹介をした。彼女は60才で隣の駅利用の□□町と言われ「貴方は隣の駅なんですね!!」と驚いていた。
知らない人の中で、隣町の人に出会ったのは「何かの御縁」かと思った。
その日の帰り道は二人は同じ電車に乗り、不安な気持ちが安心に代わって良かったと私に甘えの表情を見せた。
次回の授業が終わった後には喫茶店に立ち寄って、にこやかなデート気分で家庭の事も話すようになり、生まれ故郷の話では、彼女の出身地が雪国の△町と分かり、私が今年のスキーの行き先と同じと分かり、一気に親近感が強まったのです。
何度目かには、ご主人への不満も聞かされるようになり、私にウィンクしたりの間柄になりました。「女は60になっても性欲が有るんだ」と驚きました。
ある時「テレビで〇〇高原の緑が綺麗だった」から、一度行ってみたいけど、どうかしら?と誘われて私はOKサインを出したのです。
当日は、お互いの中間点のコンビニで待ち合わせ、目的地に着く頃の彼女は子供の遠足の様にハシャギ、運転している私の左手を握り、何度も自分の乳房に擦りつけて喜んでいました。
晴天の湖を眺めてから、緑の林の中では立ったまま陰部を擦り合わせての長いキスを楽しみ、ランチの後のIC近くで彼女が「あの派手な建物は何かしら?」との質問に、そのまま横付けして入室した。
新しい設備に目を輝かせつつも、シャワーを浴びてベッドに入ると「もう十年以上前よっ・・・でも貴方が好きになったの!!・・」と言いつつ抱き合った。
御主人とのセックスが無くなった頃は、まだ性欲が有り、オナニーに耽っていたらしく、69体型でオマンコを見ると既にヌレヌレ状態なのには驚いた。私の肉棒を口にしてからも口に入れたまま舌で刺激し、肉棒の勃起を確かめてから「お願い!!このオチンチンをオマンコに入れて下さい!!」の叫びで、いよいよ正常位でスルッとハマってしまいました。
以後は教室の後に、ある時は教室に行くように出掛けても、違う所で待ち合わせて隣接県で観光とラブホを楽しむ事までするようになりました。
まさに、観光と性欲をミックスした秘密の交際をしたのです。
お互いの身長と話や趣味など、似ているところと違う所がどちらも興味に繋がり「結婚してれば、身も心も最高のカップルだよね」と言いつつキスをする二人でした。
シニア教室は一年・12回で終わりなのですが、その後も同期会の名前で、三月に一度の食事会などの集まりがありましたが、これには二人共参加せず、実はラブホでのセックスを重ねていたのです。
お互いに会う機会が少なくなった頃に、彼女の実家の嫁が亡くなったので、兄の生活援助の為に夫婦で故郷に戻る事になり、二人の交際は終わりになりました。
二人はお互いに「年を重ねても、男女がこんなにセックスを楽しめるなんて、教えてあげたいよね!!」で別れました。 その後はお互いに連絡は取っていませんが・・。