50歳バツ1の会社員です。
私のアパートの隣りに、元ヤン丸出しの若い夫婦が引っ越して来た。
旦那は、鳶をしているようで会うと気さくに挨拶をする結構いい奴っぽい。
奥さんは、小柄な金髪で所謂ギャルって感じである。
在宅勤務が多くなってからは、隣りの奥さんと会う機会が増え段々と仲良くなりよく話すようになった。
若い夫婦だから仕方ないとは思うが、2日に1回ぐらいのペースでセックスをする。
奥さんは、そこそこ大きな声で喘ぐので初めは壁に耳を立てて楽しく聴いていたが、2日に1回だと流石に飽きてしまい途中からは雑音に思えていた。
そんなある日の昼間、奥さんとばったり会い世間話をしていると、急に奥さんが、
「あの~、夜ってうちの部屋…うるさくないですか…?」
と言って来た。
ちょっと正直には言い辛くしていると、奥さんは察したようで謝って来た。
若いからかそんな事を言って恥ずかしくないのかと思ったが、素直に言うところが逆に好感を持った。
「旦那が子供を欲しがってて…」
まあ、若い夫婦には有りがちなので私もつい調子に乗ってしまい、
「奥さんも気持ち良さそうだから良いじゃない。
結構、旦那さん激しいんだねぇ~!」
と言ってしまった。
これはちょっと言い過ぎたと思っていたら、
「そうなんですよ~!」
と恥ずかしくもなく乗って来た。
そして、自分達夫婦のセックスについて色々と話し出し、聞いてる私が興奮してしまっていた。
ところが奥さんが、
「でも、私はそういう激しいのじゃない方が好きなんですけどね~…」
と初めて恥ずかしそうに言った。
「どういう事?」
「旦那には言えないけど、激しいのじゃなくてねっとりと時間を掛けた方が好きなんですよねぇ~…」
「あ~、大人のセックスね…」
とちょっとイキって言ってみた。
すると、驚くほど食いついて来た。
「それって、大人のセックスなんですか?」
「…そうだよ。俺ぐらいの大人はそういうセックスするよ…」
もう何年も女を抱いていない私が何言ってんだと一人でバカらしくなった。
が、奥さんは目を大きく見開いて、
「武井さんってそんなセックスするんだぁ~…」
「そりゃあ、大人だからね…」
「え~凄~い!」
「興味あるならいつでも言って!」
またイキってしまった…が…。
「え!マジで!いいの!ホント!」
食い付きの良さにこっちが驚いていると、
「じゃあ…これからでも…いいですか…?」
とより一層の驚きだった。
私は正直動揺していたが、奥さんは既にノリノリで、
「じゃあ、シャワー浴びてからお部屋に行きますね!」
と言って部屋に戻った。