僕が若い頃、還暦近い女性との体験なので、若妻ぐらいの歳の女性が好きな人にはすみません。
当時、僕は人口数万の地元の地方都市に住んでました。
00年頃を覚えてる人は裏原系ってご存知でしょうか?
九州の片田舎にもその流行は波及していて、クラスでは冴えない僕も、ファッションくらいは背伸びしたくて、同じような系統の服を量販店や古着屋で漁ってました。
そんな時、ジーンズの魅力にハマり、小遣いを貰うと、安物だけどそれっぽく見えるジーンズを毎回新調してました。
当時の古着屋や量販店は補正が有料で、時間もかかったので、僕は商店街のスーパーの裏手の小さな補正屋さんを見つけ、そこに頼んでました。
そのお店を一人で切り盛りしてたのが、このお話の主役の真美子さん、当時58歳です。
毎月のように補正をお願いしに行くので顔を覚えてもらい、店先で話すこともありました。当時は単に親戚のおばちゃんに可愛がられる甥っ子のような関係でしたが。
その頃、十代真っ盛りだった僕は、とある古本屋に通ってました。
国道沿いの大型店ではなく個人経営の小さなお店で、その奥にアダルトコーナーがあり、店主は僕みたいなガキにもしれっと売ってくれてました。
ビデオも豊富でしたが、僕にとってのお目当てはB 5くらいの教科書サイズの熟女専門誌でした。
当時から超がつくほどの年上好きで、さらなる刺激を求めて、当時の僕にとっては母親かそれ以上に当たる40-50代の女優が載った本を買い求めました。
ある晩秋の夜、文房具を買うと親に言い訳して訪れた古本屋で、奥に進んだその先に、アダルトコーナーに佇む真美子さんを見つけてしまいました。
それまで、どこぞのおじさんとすれ違うことはあったけど、女性がいるのは初めてで、しかも知り合いの女性ということで、コーナーの入り口の手前で固まってしまいましたが、人が2人やっとすれ違うえるような狭い店内でのことです。
真美子さんもすぐに僕に気がつきました。その手には、本やビデオと並べて置いてある、カラフルなアダルトグッズが握られていました。
思わぬ展開に慌てて目を逸らし、アダルトコーナーではなく漫画コーナーを適当に物色するふりをすると、すぐに店を離れました。
帰り道、お目当てのエロ本は買えなかったのに、僕はずっとドキドキしてました。
長くなってきたので、続きます。