大学の先輩に仕事帰りに顔合わせて久しぶりだった事もあって、近況報告等々を交わしてたら、「ちょっと寄ってく?」って声かけられ自宅へ上がらせてもらった。風の便りで「若い嫁さんをもらったらしい…」って聞いていたこともあり、「どんな感じなんだろう?」って少なからず気をもんでた。初めてお目にかかった奥様は
ずいぶんと若く綺麗な方でした。
思わず「先輩!なかなかやるじゃないですか?…」って口走りちゃいました。嬉しそうにニヤける先輩!「うふふ…イヤですよ…」俯き恥ずかしそうにされる奥様。
手際良く作られた料理を頂きながら、愉しく団欒させてもらいました。久しぶりだったこともあって
「大丈夫?飲み過ぎたんじゃない?…」って先輩に声かけきずかう奥様に、「ううん…大丈夫だよ!
心配すんな!…」って言い返す先輩。
そんなやり取りに微笑ましかった。
私もそろそろおいとましょうと腰をあげた際に、ちょっとよろめき
かかった。「大丈夫ですか?」って一声かけられ「はぁ…」
振りかえる私。顔を見合わせ瞬時にいたたまわれない気持ちに襲われました。毎晩のように先輩と営みをされている奥様。色香漂ってましたからね。とてつもない切ない?やり切れない侘しさに思いをぶつけるような気持ちになり、
思わず奥様に近寄り迫りました。
すぐそこ扉越し部屋には、先輩がソファー上で横寝されているにもかかわらず
思いを奥様にぶっかけました。