私が勤めて居る会社は中堅どこの食品会社です。
私は事務方仕事なのですが、製造現場に30代の何故こんな綺麗な人がウチあたりの製造現場にパートに来たんだろう?と思うような美咲さんという名前の美人さんが昨年の暮れに入社して来ました。
まだ小学校低学年の娘さんと幼稚園に通う息子さん2人のママさんである美咲さんは、色白でややポチャの目鼻立ちが綺麗なショートカットが似合う明るい女性でした。
当然、職場の男性達の間で美人が入って来たと噂になっていました。食品会社なので社内では白衣なのですが、白っぽいただの白衣を着ててもムチムチと女っぽい体型が分かり、男性社員達は卑猥な噂話をしていました。
社内の食堂で偶然、私の斜め前に美咲さんが座りました。真っ白な肌逆光で金色に光る産毛。大きくて少し垂れた優しそうな瞳、少し八重歯が除く美しい唇。私は良い歳してドキドキしてしまいました。
夏に歓迎会を製造部門でやる事になったがコロナ時期で小規模なものを行ったらしい話は聞いていました。ところが、歓迎会から何日かして歓迎会に出席した若手男性社員に美咲さんがお持ち帰りされたという話が流れて来ました。それどころか複数のLINE交換をした社員が何人も美咲さんと関係を持ったと言う話まで聞こえて来ました。
美咲さんはかなりヤリマン。そんな噂が社内に流れていました。
美咲さんの色白の桃のような乳房を揉みしだき、あの可愛い唇にペニスをねじ込み、豊かなな臀部を掴んでペニスを美咲さんの性器に突き立てている男が居るのかと思うと私は嫉妬で狂いそうでした。
何故、そんな事をするんだ。私は思い悩みました。幸せな結婚をしてないのか?2人も小さな子を抱えているのに何故若い男とそんな事をするのだ槌私はすっかり混乱していました。
彼女が私の妻なら、そんな事をさせない。もっと大事にする。幸せにするのに。私は50年を超える人生で初めて恋をしていたのかもしれません。勿論好きになった女性も今まで居ました。
しかし狂おしい程の想い、恋なのだと認知しました。
社内で時々目にする彼女の姿に私は更に想いを募らせておりました。
そして運命の日が来ました。終業時間を過ぎ業務を終え帰り支度を整えていると若手男性社員達が騒がしくしていました。
部署内で1番私が嫌いなプライドだけは立派で仕事は中途半端な若手社員が美咲さんやらせてくれたよ。マジ最高だった。と話していたのです。
私は頭を思い切り殴られたような衝撃を受けました。
何故だ。何故、あの美しい美咲さんはこんな男に身体を許してしまうのだ!私は身が引きちぎられるような激しい痛みと苦しさに立っていられない程でした。
私は酷く疲れてしまい、やっとの思いで駐車場に行き自分の車に体を押し込みました。虚無感に襲われて運転席に腰掛けてなんとなく前を黙って見つめていました。
その時、わたしの前の白い軽自動車に美咲さんが乗り込もうとする姿が見えました。私は矢も盾もたまらず彼女の前に走り出ていました。
勢いよく飛び出して来た私に驚いた美咲さんが、わっびっくりした。何ですか?と尋ねて来ました。
私は興奮して、もっと自分を大事にしなきゃ駄目だ!あんな男どもと不埒な関係は良くない!みたいな事をまくしたててしまいました。
美咲さんは、何ですか急に。と怪訝な顔をしてから、急に笑い出し、〇〇さんも私としたいの?と言ってきました。
私は思わず、はい。と答えていました。
美咲さんが笑いながらウケる。そうなんだ。良いよ。
今日は私が子供迎えに行く日だから無理だけど。違う日なら。
また誘ってよと言って車に乗り込んで走り去りました。
あれから5日。
私はまだ彼女を誘えずにいます。いつ誘えば良いのか。
次誘ってまた子供を迎えに行く日だったら。
もしくは、そもそもあれは程よく断られたのかも。
あれから彼女と社内で2度すれ違うというか見かけていますが何も無い。私はどうしたら良いのでしょうか?