今付き合ってるのは、私が入社してからお世話になってる千穂(50)。
社内の女性社員では唯一の部長で、容姿も申し分無い美貌。
多分、実年齢を言われたら、皆ビックリするくらいです。
私が入社時は千穂は30前半にして既に課長で、男性顔負けのキャリアウーマンでした。
旦那は得意先の、これまた管理職(今は役員)で、子供が出来ない身体らしく、子作りは諦め、仕事一筋で行ったら、こうなったというパターンです。
千穂との馴れ初めは、指示された仕事を一番早く的確にこなすのを一目置いてもらったのもあり、出張の際には常にアシスタントで付いていったことからです。
一線を越える前に、私に気を許すきっかけになったのは、まだ千穂が課長時代、私が平の時、遠方の顧客のとこに説明しに行ったのですが、時間の都合で終わってから泊まりになり、ホテルに泊まった時でした。
食事してホテルに入り、それぞれの部屋に。
こっちは、シャワーしてからくつろいでたら、千穂から電話が来て、
『ちょっとマッサージしてくれない?』
というので、部屋にお邪魔しました。
半パンにTシャツ、髪はほどいた状態と、普段のパリっとした感じからは完全にラフな姿でちょっとドキドキしましたが、うつ伏せになってもらい、全身マッサージしてたら、いつしか千穂は寝入ってしまいました。
その夜は何も無しで、私はそっと部屋を出ましたが、翌朝、
千穂「ごめんねぇ~…なんか、気持ち良くて…」
私「いいっすよ。すっきりしました?」
千穂「すっかり!また、よろしくねぇ~。」
そうやって、元気に戻り、より好印象を持ってもらえました。