友人が脳梗塞で倒れたと彼の奥さんからラインで連絡があった
彼とは子供が小さかった頃の地域のサッカーチームのお手伝いで知り合ったのだけれど
彼の奥さん(恭子)とは子供が小学校時代に学校のPTA活動で会長と役員として一緒に活動しており
近頃は地域の活動で顔を合わせることも多く、たまに直接ラインで連絡を取り合っている間柄だ
恭子からのラインの内容によると、幸い脳梗塞は早期に対応できたことで命には別状がなく
左半身に少し障害が残るが、仕事にも復帰できるし日常生活も普通に過ごすことができるようになるとのこと
ただ、脳梗塞の治療の入院に約2週間、その後にリハビリ施設への入所が約5~6週間かかるとのこと
近々、何処かから入院の話が耳に入るとは思うので、それまでに直接伝えておきたかったと言ってくれた
友人は何か気に触ることがあるとみんなの前でも自分の子供や奥さんを怒鳴りつけるような男で
そんなに頭に血を上らせてたら、いつか脳の血管が切れて倒れてしまうぞと周りから言われたいたけど
まだ40代でほんとにそんなことになるとは夢にも思っていなかったので本当にびっくりしたし
きっと心細いであろう彼女を励まさなければと、ちょっとバカな話も取り混ぜながら
できるだけ明るい感じのラインのやりとりを何度か重ねていたのだけれど
まあそんなに心配しなくても、すぐに元に戻って元気に帰ってきてくれるよ
と送ったラインに
うん、でもな、実は旦那がいて無いから怒鳴られなくてちょっと気が楽な部分もあるねん
と返事が帰ってきた
友人は家でも気に入らないことがあると奥さんに怒鳴りつけていたんやろうなあと思うと
みんなの前ではそんなそぶりを見せることなく、いつも明るく地域の活動に参加している彼女が不憫に思えてきて
せめてこの数週間、息抜きできるように何かできることがあればなあと思うようになったのです
それから、ラインのやり取りの頻度が増えてきて、友人の病気の心配よりもお互いの話をするようになり
自分じゃ知っているおいしいランチの店や雰囲気の良いカフェの話で盛り上がったり
バラ園が見頃を迎えてるみたいな話をしていたら
私旦那とそんなところに行った記憶ほとんどないなあ
とか またいじらしい返事
こっちは会社がコロナの補助金狙いで60%異常の出社禁止
リモートワークって言っても営業がそんなにすることもなく
お得意先に言って話する雰囲気でもないので暇なのもあって
じゃあ、仕事のない日に気晴らしにバラ園に行って近くのカフェでお茶でもどう?
ってお誘いしたら休める日をいくつか教えてくれた