渋谷で終電も逃し、始発までお酒を飲んだ後の帰り道の話です。
ホームでうずくまる女性がいるなぁ程度で思っていると、電車のドアが開き乗車する人の波に乗りながら、空いているシートに座りました。気がつくと、どうやら先ほどうずくまっていた女性が隣に座っていました。30代前半くらいの見た目に、髪はロング、華奢の背格好でしたが髪で隠れて顔はよく見えませんでした。酔っ払いかな?一緒だな。なんて思っていると、電車が発車して直ぐに、もたれかかってきました。
「おかしいな?」と思ったのはその時です。酔っているとはいえ、乗って直ぐに寝てしまうかな?なんて思っていると、触れる面積が増えてきました。私も、酔っていたのもあり「これは?棚から牡丹餅か?」という勢いで、手を軽く握って揺らして「大丈夫ですか?」と言うと、蕩けた目でこちらを見つつ「ハイ」と言ってきました。そこで私もスイッチが入りました。自分の鞄で握った手をを隠しつつ、強く握ったりすると、握り返してきます。力を緩めると、カバンの下で太ももを撫でてきました。