creampiebullさん、過去に似通った経験をした者として、書き込みさせて頂きました。4年前、私達夫婦は中学生になる長男の将来を考え、名高い有名進学塾も多く、平静な環境も子供の教育には相応しいと思い、都心からさいたま市の文教区域へ転居していました。賃貸マンションでの生活で、そこで良く遭遇していた外国人のご夫婦と挨拶を交わすようになり、初めは拙い英語で私から話しかけてみると、流暢な日本語で返す奥様に驚きつつ、聞けばデュッセルドルフから来日され、姉妹校である同〇〇大学でドイツ文学の教鞭を執られている方でした。傍らにはご主人もご一緒されていたんですが、西洋人にしては170㎝前後の小柄な方で、一方の奥様は私とほぼ変わらない180㎝前後の高身長で、私より10㎝以上は長いだろう股下に、プリっと持ち上がったヒップラインがモデルさんの様で、ブロンドのショートヘアーにサファイアブルーの瞳が何とも美しく、シャープな鼻筋に時折り浮かべる笑顔はとても聡明そうな方でした。その後も週末のスーパーで買い物中のご夫妻との立ち話を繰り返す中で、奥様は38歳で、ご主人が41歳であることも知り、私と奥様の年齢が同じ事もあり、知り合って二年間はお互いの部屋を行き来し合い、ホームパーティーを繰り返す仲にまで発展していました。妻もご主人との会話が楽しいらしく、当事まだ中学1年生だった長男も興味津々で、私達の暮らしに華やぎをもたらしてくれました。ご夫婦の間にお子さんは居られなかったんですが、驚いたのはご主人が専業主夫。毎日の調理は勿論の事、家事の一切合切をご主人が受け持ち、奥様が大學の教授として働く収入で、家計を成り立てている様でした。任期4年の交換交流で来日されていて、私達夫婦と知り合ったのが既に来日3年目。時折り仕事を終えた電車の中で奥様と遭遇する事も何度か重なり、特に私と奥様の仲は接近していたのは確かでした。理由は聞けませんでしたけど、任期満了となる4ヶ月前にはご主人が先に帰国され、最後の教鞭となる3月の講義を終えた或る夜の事。奥様がお別れの挨拶に我が家へ来られ、本国のご自宅の住所が記されたメモと共に、ドイツ本国から取り寄せた本場シャウエッセンのソーセージを手に、あと一週間後には帰国する旨のお話を伺うと、いつか再び来日し、京都観光にも行ってみたいとの事でした。妻から週末の夜、銀座でもご案内してあげたら?と言われた事もあり、私がその場で奥様へ告げると、満面の笑みを覗かせた奥様。夫婦間での健全なお付き合いでしたし、私の妻も安心していたんだと思いますが、その週の金曜の夜に銀座のソニーパークで待ち合わせ、職場での接待で良く利用していた寿司割烹に出向いたんですが、大の日本食好きで、美味しそうに握りを食しながら、板さんお勧めのフルーティーな吟醸酒を酌み交わし、本国の話や東京の治安の良さに驚いた話など、この夜の彼女はいつになく饒舌で、二時間ほど会食を愉しみ、会計を終えて店を後にしていました。並木通りから数寄屋橋交差点に差し掛かる辺りでしたけど、今度は私がお礼に御馳走したいからと、誘われるままホテルのラウンジに向かったんです。バーラウンジなんて何年ぶりだろう?と思いながら、奥様がカクテルを何種類か頂く傍らで、私は軽めのカンパリソーダのグラスを空けていたんです。少し酔っていたのか、いつもは流暢な日本語で話す彼女だったんですが、合間合間に英語が挟まり始め、私の眼から見ても酔っているのは明白でした。奥様とも最後だし、奮発しても妻からは咎められないだろうと、タクシーで帰ろうと言う私に虚ろな眼差しで頷いてみせると、奥様は化粧直しに席を立たれたんです。20分は戻られなかったので、少々心配にもなっていたんですが、幾分スッキリした表情で戻ると、Because here I payとカードで精算された彼女。最上階のバーラウンジからエレベーターに乗り込み、1Fのエントランス階のSWを押す私に、8Fの客室階のSWを押した彼女。Finally, I would like to engrave memories of
...省略されました。