37年前の話である。県外の大学を卒業し地元に戻り就職したての頃、ビアガーデンでの飲み会があった。〇〇君?と声をかけてきた女性がいた。高校の時にデートをしたことも有る先輩だった。
運命のような再会だった。私は他の町の高校に行っていたし、先輩はその街に住んでいた。
飲んでいたのは30キロ離れている市のビルの屋上だった。接点など普通は無い。お互いにグループだったので、勤務先を教えて連絡くれるように頼み、その日はそれだけの事だった。
綺麗になっていたので、席に戻ると根掘り葉掘り聞かれたが高校の先輩と答えていた。
実質そうなので嘘はない。ただ、普通の高校生は女子の先輩と話をするケースは、ほとんど無いといえば無いかな?
翌日から毎日決まった時間に会社に電話が来るようになった。
当然デートをする約束をした。土曜日(未だ週休2日ではなかった)の初デートでキスをした。
2回目のデートで初めて抱いた。よく濡れていたし中に出させてくれたし、もう、結婚しようと思った。
それから毎週の水曜と土曜日がデートになった。逢って食事をしてSEXして帰る。
泊りがけの旅行も行った。
ただ、何かおかしい。おじさんの家に泊まっていると言っていた。2ヶ月経った頃別れてから後をつけた。
おじさんの家の住所は聞いていたので、地図で調べてあった。そこに彼女の車が泊まっていた。表札をみて驚いた。
結婚して子供もいた。僕と逢った頃は1歳半だった。
話をしたがお互いに分かれることが出来ず、それから8年つきあった。
家族が旅行している時に彼女の家に行ってご飯を食べ、SEXをして帰ったことも有る。
SEXは生入れ中出し又は、口の中、又はアナルの中、結局、彼女の体の中に射精していた。
その間彼女は子供を産まず、別れても産まなかった。毎週2回僕に抱かれていたのだけど、ご主人としないわけがない。
どうしていたのだろう?
いろいろなことがあったが、結局別れた。
未だ、続きがある。37歳で再会した。私も結婚していたが止められなかった。
月に1度くらいのペースであっていたが、嫁にバレて、携帯の着信履歴を確認されるようになり、会えなくなった。
ただ、人生は面白い。偶然会うのである。今でも時々あって話をしている。SEXはしていない。若いセフレが他に何人かいるので、ガツガツする必要がないからだけれど、そんな雰囲気になったら抱こうかな?
彼女の友人は皆僕と付き合っていたことを知っている。僕の友人も知っている。
僕の友人は嫁も知っている。僕はご主人とは何回も逢ったことが有るが、そのことを彼女は知らない。実は嫁は知らないが、嫁自身が仕事のことでその彼女と時々話していた。冗談のような本当の話です。因みに彼女は嫁と知っています。
小説のような本当の話