読んでくれる人に対しての手紙のような感じで書こうと思う。
ちょっと俺の話を聞いてくれ。あくまで俺の考えなんだけど、ブラック企業って2パターンあると思うんだ。
一つは、雇用契約とか、残業時間とか、給料とか、そういうのに対し過酷な条件を示してくる会社。もう一つは、一見、「こんな簡単な仕事でこれだけもらっていいの」って思うけど、実は「人間関係がクソ」の会社。
俺は両方の会社を経験してきた。
そして、今回話したいのは後者の方の「人間関係がクソの会社」の方なんです。
その仕事を紹介されたのは、俺が以前に働いていて仲のよかった4つ上の先輩からの紹介だった。
「お前、最近何してんだ?前、仕事探してるっていってたけど」という感じで電話がかかってきて、それから俺が「まぁ仕事はしてますけど、猿の腰掛みたいなもので、長期では考えてないんですけどね」と答えたことがきっかけで。。。
「だっだら、俺の会社くるか?」と言われたのが始まりでした。
その会社っていうのが、何かよくわからない実態で、話を聞くと、なんだか、とある実業家がいるらしいんです。年齢にして44歳くらいの日本人なんですが、その実業家が本業である工業技術かなにかで特許をとっらしいのですが、とにかく一攫千金をあてたそうなんです。
そしてその実業家が、儲かった金でやろうと思ったのが、慈善事業。海外のいわゆる「めぐまれない子供たち」を支援する団体を立ち上げて、俺にはその団体の管理職をやってほしい。って言ってきたんですよ。
俺は、「いあ、そんな管理職とか今までやったことないし」と最初は言ったのですが、先輩は「大丈夫だって。他にいるやつもみんな素人ばかりだから。ただ、女が多いから、男の責任者が欲しいって社長が言ってたからさ。」というのでした。
朝の11時~16時くらい。月収は18万円。まだ立ち上げたばかりの組織なので、会社組織として法人格をとってないので、所得税とかなにも引かれない。その代わり保険も年金もない。給料も手渡し。つまり、役所的には、「働いていない」っていう事で課税対象にはならないから、めんどくさくなくていい。というのです。
結局のところ、会社とか仕事というのではなく、その実業家がやっている趣味の慈善事業を手伝う事で、お小遣いがもらえる。っていうだけのシステムなんです。
いいように言えば、法の拘束がないので自由気まま。言い換えれば、法の拘束がないので、なんでもやりたいほうだいされる。とでもいうのでしょうか。
俺はその時に働いていいた仕事より、拘束時間とか給料とか考えると、はるかに生産性がいいので、「じゃ、話だけでも」という感じで前向きにその仕事をやってみることにしたのでした。
実際にその会社に入ってみると、法の拘束を受けないというところで、女のお局様みたいなのがハバをきかせ、中では派閥争いが盛ん。そして社長の寵愛を受けようと、胡麻をする社員という名の従業員。なにもかも恰好を付けたがるだけで、やってることは偽善活動。
陰口、中傷、批判、人を蹴落とすための謀略、流言、そして疑心暗鬼に。
俺は何も知らず、その会社。という名ばかりの組織で働き始めるようになり、言われたとおり管理職という立場になったのはいいのですが、、
そんな話を聞いてみたい方はいらっしゃいますか? 無理に書く話でもないので、需要あれば続きかいてみたいと思います。