当時俺25才、仕事の関係で八戸転勤。
俺がまず最初にとりかかったのは、適当にやれる女探しだった。
地元に彼女を残しての転勤、最優先課題で、出会い系を片っ端からあたりまくる。
業者や円、売りばかり、それでも粘ってる中で来たのが、仮名とか面倒だし、ちょっと古い話だから実名で、長岡陽子、38才、主婦兼家業手伝いと言う女とコンタクトが取れた。
コンタクト取れた時点ですでに夜10時は回っていたと思う。
連絡先交換すると、陽子から即電話がかかってきた。
『輝義さん?陽子です。さっそくだけど今から会わない?』
開口一番がこれ。
『主婦なんでしょ?いいの?』
『あ~大丈夫大丈夫、独り暮らしだから』
主婦で独り暮らし?意味わからんと思った俺。
『主婦で独り暮らし?家族とか大丈夫なの?俺転勤で来たばかりだから土地勘イマイチなんだ』
『あ~家族とかのことは会ってから話すから。家どの辺?近くまで行くから』
とにかくなんか急いで会おうとしている。
危険な感じがした。
『遅いし、後日じゃだめ?明日仕事だし』
『輝義さんの場所が遠いようならそうする。とりあえず場所教えて?』
俺は近くにあるスーパーを言った。
『なんだ、そんな遠くないね。ちょっとでいいからさ、今から行くよ』
『いやもう遅いって!』
でも陽子に押し切られた。
スーパーの駐車場まで歩く、途中で主婦で独り暮らし、バツイチかなんかなのかな?しかもこんな時間。
時計みたらもう11時回ってるし。
駐車場で20分ほど待つ。
錆びが浮いたポンコツ白い軽が入ってきた。
スーパーは閉店間際、駐車場にポツンの俺がすぐわかったようで、その軽は俺の前に横付けされた。
助手席のドアが開いた。
『輝義さん?待たせたかな?乗って乗って』
運転席を覗くと、お水系ヤンキーっぽい女が髪の毛をかきあげていた。
乗ってどこかに連れてかれ、怖いお兄さんでも出てきたらとか、よからぬことが頭をよぎる。
『早く!ここじゃ目立つから。この先のコンビニに移動するだけ』
仕方なく乗る。
『どうも、輝義です』
『はじめまして、陽子です』
ヤンキーっぽい美人、青いトレーナーにGパン、足元はサンダル、急ぎ出てきた様子だった。
大型車も止まれるコンビニ。
『なんでこんなに急いだの?』
もうすぐ日付が変わるって時間。
『なんかね~、早くしないと別な女に持ってかれる、早くしろって勘が働いたんだよね』
『主婦兼家業手伝い独り暮らしってバツイチ?』
『違うよ?旦那も子供もいるよ』
『なにそれ?』
理由を説明された。
子供は大きくなった。
家族に縛られずに自由になる時間が欲しかった。
旦那は子供達と同居、陽子は実家近くに部屋を借り、家業手伝いしながら、家族が住む家に、通いで主婦してる、とのことだった。
仕事の合間に家に行き食事を作る、家族と食事したら自分のアパートに行く。
なんでそんな生活してるんだ、と思った。
『旦那も子供達も、私もある程度自由が保てるじゃない?旦那だって仕事柄仲間と飲みに行く、私に気遣いしないで済むし、私も少しは遊びたいし』
変わった家族だなと思った。
出会い系、シモの方も聞いてみた。
『そんな生活なら、旦那さんとはしてないの?』
『ん~、たまにはするよ。夫婦だから。そんときは家に泊まるけどね?』
『旦那さんが陽子さんの部屋に来たりも?』
『それはない。私の城だから来るなと言ってる』
『ふ~ん』
俺の方は、彼女の地元に残してきてることを話す。
『私みたいなのは?ダメ?』
『13年上なんだよね?』
『ダメかな?私は勘が当たったと思ってる。輝義さん、いいなって思った。急げの勘当たった』
悪くはない、顔はヤンキーっぽいけど美人だし、スタイルも悪くなさそう。
でも旦那さんがいる、ゴタゴタは避けたい。
『その辺も大丈夫。別生活するにあたって、浮気も干渉しない約束にしてる。ご自由にどうぞってとこ』
『でもたまに旦那さんとするんでしょ?』
『そうね~。たまには慣れ親しんだのともしたいんじゃないかな?』
『陽子さん、浮気経験あり?』
『彼がいたんだけど、ふられたんだよね。彼女と結婚するからって。地元に彼女いる輝義さんも、いずれは私から離れていくんだろうけど』
もう既に日付が変わっている。
『俺も陽子さんならいいかなと思ってる。ただ旦那さんとゴタゴタは困るけど』
『その辺は大丈夫、巻き込まないから』
話は決まった。
『明日、もう今日か、輝義さんの部屋に行っていい?車止めれるかな?』
待ち合わせに使ったスーパーからアパートへの地図を書いた。
『車はアパートの脇、空いてるとこに止めて大丈夫』
仕事が終わり、アパートに帰宅、陽子に何時に来るかメール。
『今まだ家にいたけど、直接いくから9時くらいかな』
9時前、陽子が来た。
『家で風呂入ってきたから、すぐ始める?』
陽子は積極的だった。
俺は布団を敷き、陽子は下着姿になった。
薄いピンクのお揃い下着。
予想外だったのが細い身体で胸は無さそうと思っていたのが、結構なボリューム感ある胸をしていたこと。
ティッシュ、コンドームを用意し、パンツ一丁になった俺は、電気を消そうと紐に手をかけた。
『消すの?電気消してしたい?』
陽子に聞かれた。
『普通消すでしょ?』
『私ね、男の人が気持ちよさそうな顔見るのが好きなんだよね?消されるとよくわかんないから。旦那や彼とは消さずにしてた』
そうゆうならと、手にした蛍光灯の紐から手を離した。
陽子は手を後ろに回し、ブラのホックを外した。
38才二人の子、でも意外なくらい型崩れしてない胸、乳首はさすがに黒く、大きめ。
下もスルリと脱いだ陽子。
きちんと揃えられた陰毛。
俺もパンツを脱いだ。
既に勃起。
それを見た陽子は、俺の前に膝をついて座った。
『フェラしていい?』
『いいよ』
陽子は上目遣いで俺の様子を見ながらフェラ。
くわえなれてるな、地元の彼女の数倍は上手い。
乳房を触ってみた。
柔らかい。
乳首がコロコロコリコリしてる。
地元の彼女はまだ張りがあり、硬さが残るのに対し、フワフワとしてる。
69になる。
使い込まれて黒ずんだ性器。
ビラビラもちょっと伸びてる。
クリトリスを舌先で転がすと、甘いいい声が陽子から出た。
トロトロと湧いてくる愛液。
指を挿入してみたら、指を飲み込み包み込むように締めた。
お尻の穴や、その周辺がキュッキュと動くと、連動してるみたいに中もキュッキュと締まった。
身体を入れ替え、俺が陽子の上になる。
乳房を揉んで、乳首を口にした。
『乳首弱いの~』
片方の乳首は摘まんでみた。
更に硬さが増し、乳首はピンと勃っていた。
『テル、もう来て?』
陽子のご要望に応えようと、俺はコンドームに手を伸ばした。
『それ、使わなくていい』
陽子は避妊を拒否した。
予想外がまた起きた。
『間違いが起きてからじゃ困るでしょ?』
『彼にも使わないでしてた。旦那とも使ってないよ』
『別な避妊、なにかしてる?』
『してないけど、そのままがいいの』
『妊娠したらどうすんの?俺責任取れないよ』
『わかってる。責任とか言わないから、そのままがいい。彼ともそうだったから』
『じゃあ外に出せばいい?』
『任せる。好きにしていいから』
そこまで言うなら、そうしてやるか、しかし昨日会ったばかりでこうなるのか、変な気持ちだった。
その時点でも俺は、怖いお兄さんが乗り込んでくるんじゃないか、疑念がまだあった。
でももう後には引けない。
陽子に挿入した。
『ああん!硬い!太い!』
陽子は自分で腰を動かし出した。
腰をクネクネ、前後座右に動かす。
俺は正常位で陽子の乳房を揉むだけ。
陽子のしたいようにさせた。
『やっぱり私の勘、当たった。テル、凄くいい』
陽子が下ではやりずらかろうと、俺は陽子を上にした。
陽子は自由に動き回る。
長い髪を乱し、かきあげたりしながら陽子はグラインドを止めない。
それが突然、陽子は動きを止めた。
『テル、私いってもいいかな?』
いつの間ににかテル、まるで昔からの友達みたいに呼ばれていた。
『なんか私ばかり気持ちよくて、悪いかなと思って』
『いいよ。いきな。俺もそうしたらいく』
にこっと笑った陽子は、再び激しいグラインドを開始。
『いくいくいく~!』
陽子の中はキュッキュと締まる。
最初から中になど出したくない。
俺は耐えた。
陽子は身体をピクピクさせながら、俺に被さってきた。
『いけた?』
陽子の頭がわずかに、うんと動いた。
『陽子、次は俺がいく番ね』
身体を入れ替え、また正常位に戻した。
陽子を突きまくった。
陽子は早々に。
『いく~!またいく~!』
『陽子、出すぞ!』
ギリギリまで我慢してから抜いた。
AVの見よう見まねの膣外射精。
地元の彼女とはコンドーム着き膣外射精したことあっても、生外は初めてだった。
陽子の下腹部付近から勢いよく飛び出た精液は、陽子の胸、腹部に飛び散った。
生ってこんな気持ちいいんだ、実感していた。
身体をピクピクさせ、少しぐったりの陽子を見ていた。
少しすると陽子は起きてきて、身体に飛び散った精液をそのまま、またフェラしてきた。
『もう一回して。ううん、何回でもしたい』
くすぐったい、そう思いながらも勃起継続中の俺は、陽子を後ろ向きにし、バックから再び突き刺した。
そして今度は背中に精液を撒き散らした。
前も後ろも精液にまみれた陽子は、フラフラした足取りで浴室に向かった。
浴室から陽子の声がした。
『私の勘って凄いな。あのサイトで他にたくさん書き込みあったなかで、これだ!テルだ!若い!早く手つけなきゃ明日にはいないかもしれない。そう思った。正解だった』
俺はバスタオルを浴室前のかごに用意した。
『ありがと』
入れ替わりに俺もシャワー浴びた。
部屋に戻ると、陽子は勝手に俺のタバコをふかしていた。
『普段は吸わないけど、セックスした後だけ吸いたくなるんだよね』
陽子は持参したバックから、缶コーヒーを二本出し、一本俺に差し出した。
『前の彼とはどのくらい続いたの?』
『一年くらい。彼女いるのは知ってたけど、結婚まだ考えてないとか言ってたくせに、突然結婚するから終わりねって言われて、あとは電話もメールもブロックされた。あれは多分出来ちゃった婚かも』
『なんでホテルとかじゃなく、俺んちなの?』
『家わかってたら逃げられないでしょ』
この女、やっぱり怖いかも?そう思った。
『でも大丈夫だよ。だって地元に彼女有りの転勤者だもん。いずれいなくなるのわかってのこと。捨てないでとか言わないから。あとさ、彼女とか来るときは教えてね?鉢合わせはこちらもごめんだから』
『俺んち知ったんなら、陽子んちも教えてよ』
『家族いる家はまずいけど、私のアパートならいいよ?ただそこでセックスはさせないよ?だって実家すぐだから。誰か来ないとも限らないから』
後日、陽子のアパートの場所に一緒に行った。
『あれ。あそこの二階の一番手前が私んち。向こうに倉庫みたいな建物見えるでしょ?あれが実家で私の勤め先』
陽子の部屋をちょっとだけ拝見までさせてくれた。
女性らしく整然とした部屋だった。
子供達はたまに来るそうだ。
旦那さんは出入り禁止。
俺は八戸での約四年、陽子に世話になりっぱなしだった。
食事作ってくれたりとか、洗濯してくれたりとか。
陽子は週二日~三日、俺んちに泊まった。
セックス付きで。
毎日ではなかった。
やはり自分の時間は確保したい陽子。
陽子の面白いとこ、家に泊まる=旦那とする、それをきちんと報告すること。
『今日は家に泊まるから、そっちに行けない』
そうゆうメールが来る。
『今日は旦那さんと仲良くするんだ?』
そうゆう返事をする俺。
『別に旦那と仲たがいしての別居じゃないから。勘弁してね?そっちも帰省したら彼女としてくるんだから、お互い様よ』
そして翌日、必ず陽子からメール、その内容は旦那とのセックスの内容がほとんど。
こんなことした、あんなことした、内容はいつも似たり寄ったり。
『お母さんが今日は家にいる。子供達はセックスのため泊まるのわかってんじゃない?』
『わかってると思うよ?だってもう高校生と中学生だから。だから邪魔なこと子供達はしないよ。ご飯たべたさっさと部屋に行っちゃう』
避妊させないのは私の欲求からだから、好きにしていいのおかげで、中出しも幾度となくした。
危なさそうな日なのかどうか、陽子に聞くだけ。
危ないかもと言ったときはしなかったが、大丈夫かもってとき、中出ししたりもした。
生中出しも陽子が初めてだった。
地元の彼女はコンドーム無しでは絶対やらせなかったし、外出しはしても、顔に出したり出来なかったのが、陽子は好きにしてだからどこでもOKだった。
精液飲みも平気だった。
八戸での生活で何回かヒヤリとしたことがあった。
まずは陽子の生理が遅れたこと。
旦那は中に出さないから、そう言っていた陽子。
もし妊娠なら俺の可能性高かった。
思い当たること、何回もしていたから。
でも結果来たから安心だった。
検査薬買うかって話になって間もなく来た。
さらにヒヤリは、地元の彼女が八戸に来たこと。
会社で面白くないことあったから、八戸まできたと。
高速使って六時間くらいかかる道のり、彼女、土地勘当然ないから、八戸のインターから電話で助かった。
陽子とやってて彼女からのメール、気づかなかった。
陽子も協力してくれて、俺んちに置きっぱなしの私物を片付けてくれた。
歯ブラシとかシャンプーやリンス、替えの下着やパジャマ、化粧品、ロングヘアーの陽子、髪の毛落ちてたらと掃除機もかけた。
あとアパートの管理してる不動産屋から何か電話かかってきて、注意された。
うるさいって。
俺の隣が50代くらいのおばさんの独り暮らし、多分そいつが不動産屋にたれ込んだか?
右隣は空き部屋だし、下の階の男も女連れ込んでたし。
八戸勤務が解かれ、地元に戻るのが決まると同時に、地元に残して遠恋していた彼女との結婚も決まった。
それを陽子に伝えるのが心苦しかった。
『9月いっぱいで地元勤務に戻る。あと四年近く待たせた彼女と暮れに結婚する』
陽子は40を過ぎていた。
『もう40超えたからね。終わったかな?』
寂しそうな顔をしたていた。
『まだ大丈夫だよ。美人だもん』
『そうかな?』
『自信もてよ。13も若い彼がいたんだから』
『そっか?そうかな?』
荷物を全部送り終えて、本当なら車で地元に帰る予定だった。
陽子から電話がきた。
『出発明日朝だとやばいの?』
『やばくはないよ。送った荷物整理が遅くなる程度。仕事は引っ越し休暇で三日後からだから』
『最後のセックス、この前したけど、本当のラストデーに本当の最後のセックスしていってよ』
そう誘われた。
場所は陽子のアパート。
ここではセックスさせないと言っていた陽子。
実際したことはなかったが、最後にそれを曲げた陽子。
陽子のアパートに向かった。
朝まで抜いて抜いて抜かれまくった。
昼まで寝かせてもらい、陽子と本当の別れをして、俺は車を走らせた。
ラストは全て中に送ってきた。
地元についた。
陽子にメールしてみたらブロックされてた。
電話も。
陽子なりに全て終了、そうゆうつもりだったのだろうと思い、アドレス帳から俺も削除した。