僕のバイトしてるスーパーに
赤のベンツで来て
いつも派手なミニスカスーツを着てる
お客さんがいます。
なんか いつも ツンツンしていて
威張りちらす。
店長もレジのおばさんたちも
その女性を嫌っています。
僕もその人が怖く なるべく避け
避けきれない時は
緊張しながら接客していました。
でもそうゆう女性、好きなんです
彼女にしたい とか 結婚したい とかじゃなく
エッチの時だけ僕の命令ってゆうか
指示に従ってくれる優越感を
味わいたいんです。
まあ、それは憧れであって
現実には童貞。
女性に縁がないです。
ある日、品出ししてたら
人にぶつかってしまった
僕は慌てて「すみません!」と謝った
相手の顔をみて再び謝ろうとしたら
あの怖い女性でした
多分、僕の顔は 引きつっていたと思う
僕は何度も「すみません、すみません、すみません」
と謝り続けた
するとその女性は「いいのよ!」と
ひとこと言い 買い物を続けた
僕は呆気に取られた
叱られると思ったからです。
それから何日かしてそのお客さんが来た
僕は会釈した。
顔や目は見れなかった
するとそのお客さんは「大学生?」
と聞いてきた。
僕はドキドキしながら「はい、2年生です」
と答えた
何でもない会話だが
その後、来てくれるたびに
話しかけてくれるようになった。
何日か経って「今日は何時までなの?」
と聞かれ 僕は「21時までです」と答えた
すると女性は「終わったらコーヒーどう?
隣のカフェで待ってるね!」
と笑顔で去って行った
僕は「えっ?どうしよう?」
真剣に悩んだ
でも 断らないで待たせるのは
申し訳なく
とりあえず、終わってから
カフェの中を こっそり覗いた
いないようだ
一応、中を確認しなきゃと思い入店
そしたら 一番奥の席にいた
女性はニッコリするわけでもなく
無愛想な表情で手招き
僕は向えの席に座った
思わず「はじめまして!」
女性は クスッと笑った
静香さん 35歳 既婚
僕はとし 20歳
「来たわね!なんで来たの?」
「待ってるって言われたから…」
「それだけ?正直に言いなさい」
「それだけです」
やっぱり怖い
でもスッゴク可愛い
なんかドキドキがMAX
初めてしっかりと顔をみました
僕はその後は顔を上げることも
話すこともできず
ずっと黙っていた
「お腹空いてるでしょ?
好きなものを注文したら?」
と言われましたが
何も言えませんでした。
しばらくお互い無言が続き
静香さんが「出るわよ!」
僕は静香さんの後を付いて行った
静香さんが「乗りなさい。送って行くから。」
と言ってくれましたが
僕のアパートはカフェの隣
でも それを言えず車に乗った
「どこ?」
静香さんが僕の住まいを聞いてきた
僕は「隣です」と答えた
静香さんは笑いながら
「なんですぐに言わないの?
男なんだから はっきり言いなさいよ!」
と言った
そして走りはじめた
「どこに行くのだろう?」
と思ってたら 近くのコインパーキングに
車を停めた。
そして「行くわよ!」って
僕より先に歩きはじめ
僕のアパートに向かった。
「どこ?」部屋を聞いてきた。