「あたし声をあげすぎてた?」
少し恥ずかしそうにおれに聞いた。
仕事の帰りに食事をして直行したホテルで抱き合ったあとのことだ。
「そうだね。声を上げるたびに、きみのものがおれのものにがまとわりついてきて、なにか、中にいるような感触だったよ。」
「まぁ。そんなぁ。」
恥ずかしく顔をおれの胸に寄せて隠そうとするしぐさであろ。
さとみの中のなにかが蠢いてその心地よさが脳天を痺れさすのだ。
いいおんなに巡り合えたものだ。
外見はなんのとりえもない普通の女なのだ。
夫も、さとみ自身も気が付いていない、極上の蜜壺を持っているのだ。
唇を吸い首筋に這わせていると、また欲求が沸いてきた。
さとみとて同じらしく腿をよじって尻を蠢かせている。
おれを欲しがっている。
可愛い奴だ。
おれはそう思った。
おれはさとみに手を突かせて、
尻を持ち上げた。
白い丸っこい尻だ。
腰を進めるとなんの抵抗もなく
スムーズに挿入して蜜壺に収まっていく。
ああやはりおれとは相性が良いのだ。
さとみのお〇ん〇は
おれのためにできているんだ。
そう本気で思うほどぴったりと
おれのものを咥えこむのだ。
その「ひだ」がざわざわと
幾重にも纏わりついてきて
おれのものから脊髄をとおり
脳天まで痺れるような
快感を与えてくる。
そして、やがてきゅっと締め付けるように
おれのものをしぼり
腰をグラインドさせ
尻を持ち上げ声を上げ、
多量の密を放出させ、
最後に弛緩するのだ。
顔やスタイルは普通の女だ。
街でも男の目を引くような女ではない。
しかしこの普通の女が大当たりだったのだ。
おれのためにはしたなくさらけ出して
おれの欲求を満たしてくれる。