夢の国、某オフィシャルホテル
深夜1時
ローブのみを羽織らせ廊下に放り出す。
ここに至るまでには様々な事があったが割愛する、
ご主人様、お願い致します、入れて下さい。
いや、暫くそこで考えなさい!!
お願いします、入れて下さい。
手元のスマホの中から必死の声がする!
そう、勿論こんな深夜にドアを叩くわけがない。
より羞恥の目に晒されるだけだ!
今は廊下に限らず監視カメラがある。
深夜に部屋の前でローブ姿の女がいれば、
従業員がやってくるだろう!
このフロアの担当は女性だったようだ!
S代はプライドが高い。
自分の裸を、見られたくない部分を、男性に見られるよりも、同性に見られて蔑まされるような視線を浴びせられる、虐げられるような事が嫌いだ!
頃合いかな?
時間にしては短い、10分位であろう!
不意にドアを開けると、EVホールの観葉植物の影にいたS代が駆けてくる。
すみませんでした。
一言呟く。
いいか、今、フロントから人が来る。
アメニティーを持って。
それをお前はバスタオル一枚で受け取りなさい、
そして、わざとバスタオルを落としなさい。
いいね!
えっ、嫌です。
そうか、では今の格好のまま、また廊下に行くか?
それも嫌です。
そうか、嫌な事ばかりだな、お前は(笑)
でも、どちらかを選びなさい。
、、、わかりました。
そう、たいした事はない、
備品を届けるに来るスタッフに露出するだけ。
ハプニングを装って(笑)
S代はプライドが・・・・
そう、先程言った事だが、自分は気付いていた!
男性より、同性に蔑まされるような、
汚いものでも見るような
視線を浴びせられた時のS代の内に秘めたものを。
私は強要、指示はあえてしない!
自ら同性を求める、欲しがるようになるように仕向けて行く。
それが目覚めるまで、半年の時間がかかった。
しかし、箍が外れたS代の性は素晴らしかった!