名前はSとしときます。確か42歳のバツイチ。年齢不相応なミニに体型が分かるような服を愛用してました。
昔から憧れてて、『Sちゃん』って呼んでたよ。
町内会の役員してから急接近。
顔会わす毎に、世間話が弾むようになる。それからは、自然と家に上げてくれるようになっていった。
Sの姉が以前に自宅でピアノの先生をしていたから、完全に防音の家だ。
窓さえ閉めてしまえば、外に声が漏れる事はない。
そして、先週末、昼間から酒を買って、Sの待つ家に向かった。
Sは警戒心無く快く家に上げてくれて、しかも、その時の格好は相変わらずのミニ、上はダボダボのセーターだった。
お茶を入れようとしてくれたSに
「今日は酒を買ってきました。」と言うと、
「お酒を飲むなんて、久しぶりだけど、酔っても悪戯しないでね。」と
可愛く笑いながら言ってきた。
Sにとっては久しぶりの酒。
ハイテンションになっていくSの隣に自然に座り、抱き寄せたりしていた。
Sはその度に離れようとしていたが、力が入らなくて、結局、俺にうな垂れる形になってしまっていた。