人妻との体験

カルチャースクールで先生をやっていたその人は、若い頃料理屋の女将をしていたと言うことで、綺麗に和服を着て、そのくせ人懐こい感じの美人さんだった。
噂では前に不倫がバレて、夫とご近所さんも巻き込んでの修羅場になったことがあるらしい。それを聞いて妙に興奮した。
こんな品のいい人が…妄想は膨らむばかりだった。
メアドを交換してから、徐々に下ネタの話題を振ってみると、案外ノリがいい。そのうち、メールだと夫に見られる危険があるから、とラインでやり取りするようになった。
そうなってから、あからさまに口説いてみると、すぐに待ち合わせが決まった。回りくどい言い方より、抱きたい、欲しい、と言ったほうが人妻にはいいようだ。
夕方ホテルの部屋で会うと、すぐにお互いに貪りあった。
聞けば、前の不倫相手とはとても体が合っていたらしい。
しかし、W不倫ということもあって、こうしてホテルでゆっくりという時間は取れなかったらしい。いつもカーセックスだったから今日はゆっくり愛して欲しい、と言う彼女の熱にうかされたような瞳には淫らな期待と欲望かはっきり見えた。
不倫に走る人妻はみんな似たり寄ったりだ。夫に相手にされない、女似たり寄ったりだ。夫に相手にされない、女として見てもらえない、という不満が、不倫に走らせる。
彼女も例に漏れず、それで不倫に走ったらしいが、夫はそんな彼女を責めるところか許し、不倫発覚後、結婚前の頃のように彼女を求めてくるようになったらしい。寝取られ好きということだろう。
男としては分かる気がする。
実際、不倫相手と比べると夫セックスは刺激かなく、少しも良くなかったという。
私は不倫相手にどんな風にされたのか聞き出しながら、同じように彼女を責めてやった。
結果、彼女は私とするのが一番いい、と言うようになった。
キスが好きな女で、言葉責めだけで足の間をヌルヌルにさせる、反応の良い女だった。自分でもこんなにスキモノだったとは思わなかったと言いながら、呼び出せばいつでもやって来るようになったが、そのうち疎遠になってしまった。
しかしあれだけスケベな体になってしまった人達さんの事だ。
今頃また違う男を作っている事だろう。