入社二年目、俺24才、社長直々に研修会参加の命令が下りました。
三泊四日、場所は横浜へ出張、俺一人だと思っていました。
社長からその話しを聞いたあとに課長に報告、すると課長は、吉住さんも一緒だからと言われました。
吉住さん、店担当のおばさんで、入社して三年で47才、はっきりいってゴリラ顔に豚、牛みたいな体型、これと四日も一緒かよ~と思いました。
都会に行って、俺が遊ばないようにの目付役なのかと不満に思いましたが、命令なら仕方ありません。
一応年上の先輩なので、店に降りていき吉住さんに挨拶しました。
『今度横浜研修会、社長に参加言われましたのでよろしくお願いします』
『こちらこそ。こんなおばさんと一緒じゃ嫌だろうけど。よろしくね』
新幹線にて東京、電車乗り継ぎ横浜へ、会社が用意したホテルに荷物を預け、ホテル近くの会場で行われる研修会の準備をしてました。
吉住さんとランチして研修会、初日終了、夕食も吉住さんと一緒、そして各々部屋に入り、その流れを二日続けました。
三日め最終日、研修会を終えホテルへ、楽しいこともなく終わると思っていました。
『せっかくだからちょっと呑まない?』
吉住さんに言われました。
『そうですね』
中華街に繰り出し、飲食してました。
『こんなおばさんと四日も一緒で詰まらないでしょ?お詫びにご馳走するから』
ご馳走されるなら呑まなきゃ、食わなきゃと思いましたが、吉住さんは俺以上でした。
ゴリラのように呑み、牛のように食べ尽くす、まさしくそれでした。
『横浜なんかくることないもんね』
ガツガツ呑み食い、相当酔っ払っていました。
ふとテーブルを見ると、テーブルに胸を乗せたようにしていた吉住さん、デカイな~と思って見てました。
ホテルに戻り軽く呑み直しをして部屋へ、俺の部屋は503、吉住さんは507、まともに歩けない吉住さんの重量級の身体を支えながら、俺は二つのキーを持ち、まず吉住さんの部屋へ行き、ベッドに吉住さんを寝かせました。
『ごめんね~。重かったでしょ?ありがとう』
俺は507のキーを置き、部屋を出るつもりでした。
振り返ると、吉住さんのぶっとい足がスカートから見えてました。
そう言えば吉住さん、普段仕事の時はズボン、研修会中もでした。
酔いも手伝ってか、俺の気分に変なものがこみ上げてきました。