7年前の冬、僕は大学2年生で、長野県の白馬のスキー場のペンションで住み込みのバイトをしていました。
ペンションのオーナーは父親の友人で会社を退職した後、ご夫婦で始められたばかりの方でした。
すごく家庭的なペンションで、宿泊客も1組か2組という感じで、住み込みのバイトも僕1人でした。
お昼間オーナーのご主人はスキー場のレンタルスキーのショップをされているので夕方まではいなくて、
オーナーの奥さんも夕飯の準備や買い出しや、ご主人の手伝いなどでペンションを離れるので、僕が掃除と留守番をするという
仕事でした。
ちょうどお正月の今ぐらいの時期でした。
元旦から2組のお客さんが泊まっていて、お正月ということもあって夜になるとオーナーご夫婦と僕もお客さんに混じって
おせちやお鍋を一緒に食べて、
僕も二十歳になったということでお客さんからお酒を飲まされたりして、仲良くなっていました。
お客さんは2組とも東京からの方で、1組の方は3日に帰られて3日の晩はもうひと組の家族だけになりました。
そのお客さんは東京からのご家族で、30代後半か40代前半ぐらいのご夫婦と、小学生高学年の男の子の3人家族でした。
ご主人は大学までスキーをされていたらしく、すごくさわやかな感じの人でした。そして・・その奥様がすごく色っぽくて綺麗な方でした。
ご主人は気さくな方で、他のお客さんがいたときから夕食時に楽しい話をたくさんされて、僕にもお酒をごちそうしてくれたり
いろんな話を夜遅くまでしてくれていて、お正月だから特別にオーナーもそんな状況を許してくれていました。
3日の晩オーナーが先に休んだあと、そのご夫婦と僕は深夜までスキーの話や男女の話などいろいろな話で盛り上がりました。
その頃つきあっていた初めての彼女(といっても男女の関係にはなっていたわけではない)との事を相談したり・・ご主人がいろいろ恋愛の攻略方法なんかを僕にアドバイスしてくれたり・・。
その横で奥さんは楽しそうにだまってうなずいていたり、男二人の会話を馬鹿にしたり・・すごくかわいくて、でもすごく色っぽくて・・
僕はご主人と話しながらチラチラと奥さんを見ていたとおもいます。そして奥さんともよく目が合っていてドキドキしていました。
奥さんはニットのセーターにスパッツのような格好でした。すごく綺麗で、胸の膨らみに僕は目が釘付けになっていました。
そしてその最後の夜が終わって、そのご家族は次の日の晩に帰る事になっていました。
次の日の朝、最後のスキーを楽しまれる予定だったのですが、朝から奥さんの体調がよくないということで
朝ご飯のあと(奥さんは一人で部屋で寝ていて)
ご主人と息子さんだけがオーナーと一緒にスキー場に向かいました。その後オーナーの奥さんも
体調が悪くなったお客様の奥さんのお昼ご飯だけ用意して出かけられました。
僕がその奥さんのお世話を夕方まですることになったんです。
最初に朝ご飯をトレーにのせて・・お部屋まで持って行きました。
ドキドキして震えながらノックしましたが、「は~い、どうぞ~」という奥さんの声がして
中に入りました。思ったより元気で、奥さんは布団に入られたままで話しました。
僕が「ご主人と、息子さんはオーナーとスキー場に行きました」「今日は夕方まで僕が下にいますので何かありましたら内線ベルを鳴らしてください」
と伝えると、奥さんも「うんわかった。」とすごくかわいく答えてくれました。僕はドキドキしたままでしたのフロアにおりていきました。
そして30分ぐらい後、ロビーで雑用をしていたら内線のベルが鳴ったんです。