中高一貫校を出ていま早〇田大学に通っています。毎朝通っていた道に面してマンションが建ちました。
学校帰りに、マンションの脇まで来たとき、上から声がしました。「学生さん、いまそこに落ちてる箱を拾ってくださいませんか」、と。
買った品物をベランダで荷ほどきしていたようです。30㎝ほどの筒状のモノでした。しっかり包装されていたので中身は壊れなかったようです。
マンションの入り口の女性が降りてきて、「有難うございました。車が頻繁に通るので引かれまいかと心配だったのです」と言いながらグミの袋を頂いてしましました。
数日後「先日は助かりました。本当に有難う」と、買い物バッグをさげた先日の奥さまとばったり出会いました。
大学ではラグビー同好会に入り、毎日くたくたになって帰ります。
その日も先輩にしごかれて、顔にバンドエイドを貼って、家の近くの公園にさしかかると、偶然例の奥さまと出会い、どうしてこの女性とよく会うのだろうと不思議に思いました。
顔の傷を見て「まだ、血がにじんでいますよ。傷口も汚れたままですし」と言って、水飲み場に連れて行き傷を洗おうとしました。
さすがに、少し変な人だなと、気味悪くなり、「結構です。ご親切に有難うございます」と言い残して家に帰りました。
その日も疲労困憊、家にたどり着くのに大変でした。母が、今日知らない女性がこれを息子さんに渡してください、と1通の封書を渡されました。
知らない女性と聞いて、あのマンションの・・・その勘は当たり、息子さんの家庭教師をお願いできないかでした。
留守電に、お断りの旨を入れておきました。バイトはしたかったのですが同好会だけで一杯でしたから。
その晩女性から電話が掛かり、父親がいない男の子を持て余している様子が伝わりました。日曜日だけでも…たってのお願いを断り切れず、引き受けることに。
日曜日、3時からの3時間は驚きの連続でした。
自分では体格に自信があったのですが、中3で身長体重とも上回っていました。
英数をみることにしたのですが「兄貴はセックスしたことがあるか」ときから動揺が始まりました。
「兄貴、母親に気をつけて、いま2人のセフレがいて、毎日のように男が来ている。そのうち誘ってくると思うよ」…