人妻じゃないんだけどここに書いていいですか?
調理師学校出て、ホテルの厨房で働いていたんだけど、調理師の立て社会と、朝から晩までのきつい仕事についていけなくて、辞めたいと思っていたけど、ホテルの寮に入っていたし、金もないから辞めれないでいたんです。
休みのとき、ブラブラしてたら、小さい食堂にあった、従業員募集の貼り紙を見ました。
腹も減ったし入ってみたら、おばさん三人でやってる食堂でした。
食事して会計したとき、貼り紙の件を聞いてみました。
女将さんが出てきて、家庭の事情で会計をしてくれたおばさんが辞めるんだけど、後釜が見つからずに困っているとのことでした。
出前から店内まで三人でこなすなんて、かなりきつそうと思いました。
店内のお客が引け、おばさん二人は出前食器の回収に行き、女将さんと少し話しをしました。
俺はホテルで調理師してること、寮住まいで辞めたら住むとこがないとか、あと給料の部分も。
その食堂は、女将さんの自宅兼用していて、住み込みは構わないと言われ、食堂なんで三食付き、さらには給料はホテルとだいたい同じくらい出せるとのことでした。
近くに県立病院、役所の出先機関、工場もあり、出前とかでかなりお客は幅広く、小さい食堂ながらかなり繁盛してるんだと思いました。
俺はとにかホテルを辞めたくて、女将さんにお願いして働くことにしました。
俺が24才のときです。
ホテルを辞め、寮から食堂の二階に引っ越し、女将さんは隣の部屋でした。
半端じゃないくらい忙しさでしたよ、食堂。
朝、夜出前した食器の回収と仕入れ、仕込み、昼は来客と出前、終わるとまた出前食器回収、夜は居酒屋風にもなるんで、県立病院の職員が呑みにきたり、夜勤の人の出前、店が終わる九時まで息つく暇がないくらい。
ホテルの厨房の何倍も忙しい、でも人間関係とかのストレスもなく、楽しく仕事してました。
女将さんは47才。
独身、丸々太ったまさしく女将さん風の人でした。
何故独身だったか、この食堂、元は親戚の人がやっていたのを、年で閉めるからとなったとこに、女将さんが私がやるとなり譲りうけたそうで、働いてるうちに婚期を逃した、と言っていました。
三ヶ月くらい過ぎて、やっと慣れてきたあたりに、もう一人働いてるおばさんに言われました。
『芳紀さん、女将さん誘惑してやって?ほんと男っ気ない人だからさ』
悪戯っぽく笑って言われました。
字数なくなったからコメ欄に続きます。