以前付き合っていた人妻が一旦フリーになった後、最近になって元サヤに収まったと連絡があった。
わがままな下半身はそれを聞かされた瞬間からムクムクと膨張を始め、彼女がサービスに…と添付してくれた画像、元カレ(旦那と別れ、僕と別れた後に付き合ってきた幾人かの内の一人)に後ろの穴を凌辱され、その周りや剃りあげられた秘部に欲望の白濁液をぶちまけられている写メを見て暴発してしまった。
…なぜだろう?と考える。
別れた後も時々彼氏とのハメ撮りやお口で奉仕する姿、自分で撮ったイヤラシイ写メをもらいオカズにしてきたが、暴発するほどに欲情が湧き起こることは無かった。
どうやら僕の欲望は一次元的なものでは無いらしい。
女性そのものが与えてくれる刺激だけでは物足りないと感じるようだ。
確実に『自分のものでは無い』という烙印に対するジェラシーが必要なのか…。
諸事情を飲み込み彼女を受け入れたものの、精神的にはすでに裏切りを受けている旦那さんの存在を自分に置き換え想像することが必要なのか…。
それとも、彼女・彼氏というあやふやなものではなく、家族という重たい荷物を背負う姿がより彼女をはかなく見せるのか…。
ともかく『誰のものでも無い』や『どうやら彼氏のものらしい』という状況では感じなかった魅力を彼女にまた感じてしまっている。
…とは言えお互い年も取ったことだし、あの頃のように燃え上がることはもう無いだろう。
と、付き合い始めた頃(まだリアルで会ったことが無い頃)に彼女に貰ったDVD…生活感のある部屋で家族の留守中にビデオカメラに向かい溜まりに溜まった欲望を口から吐き出しながら、大きく開いた脚の中心部にウネウネと蠢く玩具をあてがい、乱れ狂う20代後半の人妻…彼女の象徴のような映像を眺めながら、また欲望を放出してしまった。