人妻との体験

出会いは、近くの運動公園
俺は、朝からストレッチと軽いランニングをしに運動公園へ行っていた
そこで、よく顔を合わす女性がいる
すれ違う時に軽く会釈したりする程度
でも、ある日

いつもの様に走っていると、いつもの女性がトイレの前を右往左往していた
(何をしてるんだろ？)
そう思いながら、前を走り抜けようとした時に
｢すみません。ティッシュ持ってませんか？｣
女性に声をかけられた
(そう言う事か)
持っていた鞄から、ポケットティッシュを出すと奪う様に持って、トイレに駆け込んで行った
(相当ヤバかったんだ)
その程度にしか思わず、また走り出した
一周回って、またトイレの前
女性がモジモジしながら、立っている
まだ暗いので、女性の様子がハッキリとは分からない
｢あっ、ありがとうございました
失礼な事をしてしまって‥‥｣
と申し訳なさそうに頭を下げた
｢いえ、気になさらないで下さい｣

それがキッカケになり、その日から少しずつ会話を交わす様になっていった

別の日に走っていると
｢おはようございます｣
いつもの女性が、ストレッチしながら声を掛けてきた
｢おはようございます
今日も寒いですね｣
当たり障りのない、いつもの挨拶
｢そうですね
毎日寒くて、起きるのが大変です
きのう気付いたんですが、いつも明日(日曜日)は走ってないんですね｣
走る足を止めて、ストレッチを始めた俺の隣に並びながら、いつもより口数多く話し掛けてくる
｢今日と明日は、仕事が休みなんです
だから日曜日は、運動も休んで体を休めてるんですよ｣
そう答えると
｢お休みなんですね
お時間あるなら、この前のお礼もしてないし、よかったら朝食をご馳走させてくれませんか？｣
と口早に準備していた台詞の様に一歩近付きながら、言う女性
｢お礼を頂く程の事は、してないですよ
それに汗だくだし、こんな格好だし｣
そう答えるのを待っていたのか
｢私の家で、シャワー浴びて下さい
その間に朝食を用意しますから｣
とグイグイ
気がつくと手を引かれる様に近くの車に乗せられた
いつも女性が先に公園にいるので、車で来ているとは思わなかった
真っ赤なＢＭＷは、10数分走る
少し離れた高台の少し大きな家
ガレージに車が停まるとシャッターが降りる
(近所の目もあるしね
でもラブホみたい)
そう思いながら、車から降りる
家に入ると綺麗で、見るからに金持ち
(ちょっとヤバくないか？)
そう思って腰が引けていた
それに気付いたのか
｢もう一人暮らしだし、気にしないで
旦那とは、もう何年も前に別れたし、子供も自立してるし｣
と言いながら、リビングに案内された
｢シャワーは、廊下の突き当たりにありますから
好きに使って下さい
着替えがないので‥‥
洗濯機に入れて下さい
洗って、乾燥させますから
朝食終わるまでに着替えられますよ｣
(その間は、どうするんだろ？)
そう思ったけど、何故か何も言えずに
｢じゃあ、遠慮なく遣わせてもらいますね｣
そう言って
(もう、なるようになれ)
と着ている服を洗濯機に入れて、シャワーを浴び始めた