いつも乗る駅のホームで、見た顔を見つけました。いつもとは乗る場所が違うのですが、その女性
とお近づきになりたく、同じ列に並びました。
その女性は、長男の幼稚園の同級生のお母さん。保護者会などで何度も顔を合わせていて、その清
楚な雰囲気は際立っていました。
電車に乗り込むと、さりげなく近くへ。そして「もしかして、○○ちゃんのお母さん?」と声をかけ
ると、「□□くんのお父さん!」と笑顔を見せてくれました。幼稚園でのことなどを話しているうち
に電車が混み始め、奥へ奥へと押し込まれ、ついに私の背中が終点まで開かない側のドアの角に押
し付けられ、彼女がそこに押し付けられる姿勢になりました。
「キツイので入れ替わりましょう」と彼女を扉側に誘導し、私が腕で彼女がつぶされないようにと
守って差し上げました。
身長が私よりも少し低い彼女は、ほぼ私の懐の中にすっぽりと抱かれた状態。自然、私の顔は彼女
の耳元に。
「こんな姿、旦那さんやうちの妻に見られたら大変ですね」「....え...えぇ」と、周りの人に聞こえ
ないほどの声で会話をしていきます。
全身がほぼ密着した状態になり、彼女の大きめの胸が私の身体にふんわりとした感触を与えてくれ
ています。
次の駅に着き、またたくさんの乗客が乗ってきて押しつぶされそうになりました。その瞬間、その
力を利用して、下半身も完全に密着させてしまいました。必死で離れようと力を込めているのに離
れられない、というふりをしながら、私の下半身を彼女の下半身に押し付けていきます。ただでさ
え肉感的な上半身を感じて半勃ち状態になっていた私のペニスは、彼女の髪の毛の香りが私の鼻腔
に入ってきて、完全に大きくなってしまっていました。
「すみません、○○ちゃんのお母さん、こんな状態になってしまって。なんとか次の駅で離れますか
ら」「....あ、いいんですよ」
彼女の手は、それまで無理な姿勢にあったようなのですが、私の言葉で安心したのか、私の胸と腰
に置かれました。
電車の揺れに合わせてペニスを擦り付けると、離れようとする気配もなく、ただ私の胸元に顔を付
けてじっとしていらっしゃったかと思うと私の耳元に口を寄せ「すごいことになってらっしゃいま
すね」と笑いを含んだ囁き声で息を吹きかけてきました。
「はい、ここのところ忙しかったもので」と意味不明なことを言うと、「私もなんです、ふふふ」
と言ったかと思うと、ちょうどクリトリスに当たる位置に自分から腰を動かしていらっしゃいまし
た。
ぐりぐり。ぐりぐり。二人で、少しずつ自分の気持ちが良くなるように動きます。
初めてのことなので、あまり性急なことをするのもどうか、と考えていた理性が少しずつ消えてい
きます。
彼女の耳元に、「あぁ....」と溜息を吹きかけます。
すると彼女も「んふ...はぁ....」と吹きかけてきます。
周囲に知人がいる可能性も否定できないので大きな動きはできません。次に揺れた瞬間、彼女が私
にぎゅっと抱きついてきました。と同時に、私は彼女の耳をぺろりと舐めました。「あっ....」やは
り案の定、耳が彼女の性感帯だったようです。
彼女からの腰の押しつけが激しくなってきました。私は耳舐めを続けます。彼女は、私の胸に顔を
擦り付け、声が出るのを堪えているようです。そして、私の腰に回した手の締め付け具合がどんど
ん強くなっていき、彼女の腰の動きが円を描くようになりました。
私も腕を彼女の背中に回し、一周させたところで胸の裾野を弄ります。
彼女の腰の細かい動きが激しくなるにつれて、私の耳舐めも激しくし、最後は舌の先を硬くして耳
の穴に出し入れしました。私の舌の出し入れに呼応するように、彼女が腰をぐいぐいと押し付けて
きます。
完全に疑似セックスの状態。
終点が近づいたところで、彼女はピクン、と動き、ぎゅっと抱きつき、動かなくなりました。
終点に着き、降りる瞬間にギュっと手を握り「ではまた」と目を見つめると、「はい。また明日」
と微笑み、彼女は私と反対側の雑踏に消えていきました。