5慈子
寂れた家並みの中に「○○眼鏡店」の看板を見つけた。慈子の家だ。「はー
い、ちょっと待ってくださぁい」と屈託の無い明るい声がした。慈子がグレー
のトレーナーにジーパン姿で出てきた。地味な感じだ。慈子の足に女の子がし
がみ付いている。私は図体がデカイので床に膝をついて女の子に挨拶した。
少しやり取りをすると慈子の足にへばり付いていた女の子が私に近寄り腕を広
げた。抱っこして、というサインだ。私は慈子に目をやり無言で確認してから
抱っこした。何代か続いた眼鏡屋だったそうで、古いが広く良い造りの家だっ
た。玄関から娘が遊んでいる部屋に案内された。8畳はある部屋だった。慈子
は26歳、娘が3歳だった。慈子は身長が165センチくらいでメリハリのあ
る身体。ぶかぶかのトレーナーの上からでも胸の大きさがよくわかった。
地味だがスタイルのいいモデル体型だ。顔は浅香唯に似た感じの可愛いお母さ
んだった。明るく振舞う可愛い若妻だが、何か憂いのある雰囲気を漂わせる慈
子に私は心惹かれていた。「びっくりしましたよぉ」と慈子が言った。
「すいません、怖かったですよね。厳ついから教材の営業には見られないんで
すよ」と私は答えた。「違いますよ」と慈子は娘の人見知りが酷く特に男性に
対する人見知りが半端ではない。慈子の父も大泣きされ、旦那でも警戒してい
るのに、私にいきなり懐いていることに驚いていた。実際、娘は話をしている
間ずっと私の膝の上に乗っかっていた。私は人見知りについて話をして不安を
和らげた。慈子は既に某有名英語教材を購入していた。ただ上手く使えないこ
とに悩んでいた。私はその教材の使い方と他に買っていた教材の使い方や連携
の仕方を説明した。慈子はすごく喜んでくれた。申し訳なく思ったのか教材を
購入するといったが「今はあるものでいいと思いますよ」と私は勧めなかっ
た。すると慈子が「買わないと相談できないですよね」というので「そんなこ
と無いですよ。将来のお客様ですから」といって笑うと、嬉しそうに番号教え
てください、というので携帯の番号とメアドを交換してその日は帰った。何か
気になった私は、こちらからメールをして色々話をした。慈子は高校卒業後就
職した。取引先にいた旦那が見初め、知人を介してお見合いをして結婚してい
た。一ヶ月ほどメールや電話のやり取りをしていた。電話は慈子が一方的に喋
っているのを聞いていた。すると慈子から相談したいことがあるとメールが来
た。早い方が良いと思った私は休日を変更して土曜の朝、慈子の家を訪問し
た。玄関から部屋に行く途中、旦那が大きめのカバンを持って現れそのまま出
て行った。「いってらっしゃい、頑張ってね」と慈子は旦那を送り出した。
相談は込み入った問題だったがどうにかできそうだった。慈子は旦那のことも
話し出した。旦那が資格取得のため会社を辞めたが、うまくいかず3年失敗し
ている。旦那両親が残したお金で当面の生活に問題は無いが、家計の足しに娘
を慈子の実家に預けアルバイトをしている。慈子は旦那のことを応援している
が、旦那が取得できないことに苛立っていて心配だ。私が取得している資格だ
ったので、旦那の資格取得のために協力して欲しいと慈子にお願いされた。
私は家庭のことをほったらかして好きな事をしている旦那を、献身的に支えよ
うとする健気な慈子が愛おしくて堪らなくなった。慈子は話しているうちに泣
き出してしまった。旦那のことを心配しての涙だった。もう少しプロセスを踏
んでと思っていたが、私はどうしても慈子が欲しくなり、強引だったが行動を
起こした。私は「トイレ借りていい」といってトイレを借りた。用を足して戻
り、待っている慈子を後ろから抱きしめた。慈子の身体がビクッとして固まっ
た。「だめです、やめてください」と慈子。私は慈子の耳元で「慈子さんが欲
しいと」言った。慈子の身体が少し震えている。私は慈子の身体の向きを変え
るとキスをした。慈子の口は閉じたままだ。私はキスをしながらトレーナーの
中に手を入れて身体を弄り、ブラの上から乳首を刺激した。慈子のくぐもった
吐息が漏れる。トレーナーを強引に脱がし、ジーパンに手をかけたとき「あの
う、頼ってもいいですか?」と慈子は目に涙を溜め、弱々しい声で哀願した。
慈子の真意は分からない。だが私には、あなたに抱かれますその代わり旦那と
子どもの事はこれからも助けてください、と言っている様に感じた。
私は「もちろん」とはっきりと言った。慈子の強張った身体から力が抜けてい
った。私は慈子を抱えあげ、寝室に連れて行った。慈子は「ここはだめ」と少
し抗らったが、そのまま寝室に入りベッドに寝かせた。
「慈子をここで抱きたい」と私はやや強い口調でいった。
セミダブルくらいのベッドの横には、旦那と慈子と娘の写真が額に入れて立て
かけてある。壁には娘が描いた3人の絵があった。横たわる慈子にキスをした
が、慈子の口は閉ざされたままだった。私は慈子の背中に手をやりブラのホッ
クを外し、肩にかかるストラップを下げた。慈子は露出しそうになった胸を手
で隠した。「手をどけて」慈子は首を横に振る。私は慈子の手を掴み胸から離
した。目の前に私の厳つい掌にすっぽり収まるぐらいの、ツンと上を向いて張
りのある形のいい乳房が現れた。慈子は横を向いて目を閉じている。
私は手で慈子の乳房を優しく包み込んだ。慈子は動かない。突き出た乳首を摘
んだ。慈子の身体がピクッと動く。みるみる乳首は堅くなった。慈子の乳首が
吸ってくれといわんばかりに堅く突き出している。私は我慢できず、乳首に吸
い付いた。口の中に慈子の乳首を含ませて丹念に転がし、唇で甘噛みし、何度
も何度もしゃぶりついた。慈子の乳首は私の唾液で濡れて光り、さらに艶やか
になって突き出している。「いやぁ、あん」慈子は軽く仰け反ると身体を捩じ
らせた。ジーパンのボタンを外しジッパーを下ろして、一気に脱がせた。純白
のパンティが現れた。慈子の透き通るように白い内腿の青い血管が美しい。
私は艶があり柔らかそうな内腿を撫でた。堪らなくなって唇を付け、舌を這わ
せた。太腿の筋肉に沿いながら、膝下のまっすぐな骨に沿って、下を這わせて
いった。慈子の肌はしっとりとして温かかった。綺麗な曲線を描く脹脛を充分
に堪能し、靴下を脱がし足首に唇を這わすとそのまま吸いついた。「んふっ」
慈子は少女のような声を漏らしてピクッと身体を反応させた。慈子の身体は感
じやすく敏感のようだった。私は慈子の足首から足の甲、さらに指先に唇を這
わせると、親指を口に含んだ。唾液まみれにして親指と人差し指の間に舌を差
し込み、全ての指をべ粘っこくしゃぶり舐めた。ふと慈子を見ると恍惚の表情
で天井を見つめていた。「感じてるの?」慈子は目を閉じて首を横に振った。
私は白いパンティの上から股間に鼻を押し付け、匂いを吸い込んだ。私を興奮
させる甘い匂いがした。慈子はやはり目を閉じたままでいるが、頬が上気して
赤くなっているようにも見えた。慈子のパンティに手をかけてそっと脱がし
た。割れ目が透けて見える薄い陰毛だ。私は慈子の足を広げると同時に広がっ
た割れ目に指を押し当てて驚いた。私の指はぬるりとした感触を感じると、慈
子の秘部は既に洪水のように溢れていたのだ。私は慈子の予期せぬ反応に猛烈
に興奮した。それほど感じていたのか、いつから感じていたのか。慈子は堅く
目を閉じて、必死に感じまいと耐えていたに違いない。「ああ」慈子の半開き
の唇から、はっきりした快感の吐息が漏れた。私は慈子の割れ目を押し広げ、
赤く充血している花芯に舌を這わせた。「あっ、ああ」慈子は甘い喘ぎ声をあ
げ、割れ目からどんどん愛液が湧き出している。慈子の秘部は、完全に私を欲
している、と確信した。私も裸になった。興奮にいきり立つ肉棒を慈子の愛液
が溢れ出る秘部へと差し込んだ。この世のものとは思えない快感が私を貫い
た。慈子の膣襞が私の肉棒に絡み吸い付くように熱く伸縮を繰り返す。
私は慈子の名前を何度も呼んだ。私は慈子の口に吸い付いた。ぎこちないが慈
子も舌を絡めてきた。私は夢中で慈子の舌を貪りながら、腰を突き上げ、かき
回した。地味でおとなしい慈子。旦那の資格取得ため協力して欲しいと私に哀
願した慈子。そんな慎ましやかな慈子からは想像もできない激しさで、美しい
肢体を惜しげもなく私に曝し、慈子は身悶えている。夫がいる幸せな家庭の妻
であり娘のいる母でありながら、私の肉棒に貫かれて、決して出してはいけな
い声を出し、淫欲にのたうちまわる若妻、慈子。この思いもよらない慈子の姿
に、私は怒涛のように押し寄せる興奮に我を忘れた。