友人の母

先週の土曜日に近所のドラッグストアで買い物を済ませて車に荷物を入れて
いたら、友人の母親（智子さん）が近づいて来て、お久しぶりって声を掛け
てきたのが始まりで・・・。
その後智子さんはドラッグストアの入口のバス停からバスに乗る予定との事
だったのですが、その時の智子さんは両手に買い物袋を３つも持っていて、
しかも、隣の県の某大学病院へ入院している　ご主人を見舞いに行くと言う
ので・・・。
そんな智子さんの息子、友人のＨは東京にアパートを借りて働いているので
滅多に帰って来ないと言う事で気の毒に思って。
僕の車に智子さんを乗せて某大学病院まで行ってあげたんです、そればかり
かご主人をお見舞いし　その後暫く売店で暇をつぶしたあと再び智子さんを
乗せて帰宅しました。

智子さんの家へ着いた時には５時を過ぎていて西の空が夕焼けで染まってま
した。
その時、僕は智子さんを降ろして直ぐに帰るつもりでいたのですが、智子さ
んがコーヒーを入れるから飲んで行ってと言うので、折角だからと一杯だけ
飲んで帰る事にしたんです。

コーヒーを飲みながらご主人の病気の事やＨの事など話ていたら、すぐに帰
るつもりが・・・６時を過ぎ・・・７時近くに・・・。
智子さんも最初は沈んでいたのですが時間が経つにつれて笑顔で話す様にな
ってくれて・・・そればかりか、僕に彼女が居ない事などを話したら、智子
さんが年上の彼女にんってくれる　なんて言うんです。
僕は、その時は成り行きで彼女になってくれると言ったのだから冗談だと思
ってましたが、僕が、そろそろ帰りますと言って玄関に歩きだしたら、智子
さんも付いて気て、今日は本当にありがとうって・・・。
僕が玄関の靴を履いて再び智子さんに、今日はコーヒー御馳走様って言った
ら・・・智子さんが、いいえ、お礼を言うのはこっちの方だわって涙目で言
われちゃって・・・そんな智子さんを見ていたら・・・お互い無言のまま抱
きあって唇を吸ってました。
結局、その日は夜中まで智子さんと抱き合い、帰宅したのは明けがたでし
た。
２４年も生きて来たけど、この時初めて年上のしかも自分の母親と同年代の
熟女って最高だと知った気がしました。
智子さんのご主人が亡くなったら結婚したいくらい素敵な方なので・・・こ
れからも大切にしたいです。