以前働いていたバイト先に気のいい感じのふた回り年上の40代後半のパート
のオバさんがいた。女子大生の子供もいるらしい。
冗談でいつも、
「溜まってるんだったら、いつでも相手になるからね!」などと僕をからか
うが、当然相手にしたことは一度もなかった。
セクハラというのか、オバさんの挨拶代わりのスキンシップも段々激しくな
る一方、それを思い出しては、バイト先のトイレでオナニーしている毎日。
ある日の朝も駐輪場で股間あたりを触ってくるので、冗談でオッパイを後ろ
からわしづかみにすると、勃起した股間をオバさんのお尻にグイっと密着さ
せてやったら、
「キャー」なんて言って騒ぎ、逃げられ、寄ってこなくなった。
それから僕は周りから変態をみるような目で見られていた。
でも、トイレの妄想オナニーは続けていた。
翌月にはそのバイトを辞め、お昼過ぎに帰るオバさんを尾行し、家の前で待
ち伏せした。
偶然を装いながらもオバさんが警戒していたのがわかった。
オバさんは僕がバイトを辞めたことに対して、申し訳けないようなことを言
い出した。
新しいバイト先を紹介してくれるとも言っていた。
そんなことは関係ないと言って、いままでお世話になりましたと告げた。
その言葉を聞いて、
オバさんが油断して家の鍵を空けた時、僕も押し入るようにして家の中に入
った。