嘘の様な話　番外編

おいらは、５０歳

本職は、幾つかの会社の顧問をしていて、後は、甲子園にマンション１棟、大阪市北区にビル１棟を所有している。
だから、サラリーマンの様に、時間的制約はない。
たまたま、甲子園の方の１階の喫茶店で、先週木曜日朝、御茶していた。
マスターと、雑談していた。　その時、一人の、芸能人で言うなら、りょう　似の　奈々が話に加わった。
そして、ちょっと早めの、ランチをとるため、奈々と店を出た。
そして、ランチしながら話をした。
調子にのって、すぐ近くの勉強部屋の駐車場　へ、車を入れた。
若干の戸惑いの仕草があったが、強引にキスをしたら、部屋までなんとか、入ることが出来た。
身長は１６５位、バストはEかF位あると思えたが・・・。
かなり恥ずかしがっていた。
　　　　　　　　　　　　

奈々と、ホテルになんとか入ることが出来た。
ソファに座り、ゆっくり手を握り、軽くキスをした。
体が、硬直し、震え、涙目で、一瞬躊躇した。

彼女は、何も語らない。
此処まで来て、処女で【御面なさい！】かっ？
一か八かで、肩を抱いて、ベッドに座らせた。

リラックスする為、話をした。

家庭の事情で、大学は夜間で、昼間バイトで、学資・生活費をなんとかしていた。
卒業後は、建築とは違う会社に居た。
やっぱり、一級建築士なりたい！
だから、８月に退職した。
今は、退職金とバイトで、自宅学習している。
初体験は、１９の時
体験人数は、その彼だけ
彼とは、半年で別れた。
Ｈは６年振り
今のバイトは、２日目

うーん！　震えるのも、理解できた。

又、キスをしながら、横になり、服を脱がした。

震え、涙が流れてきた。

そこで、奈々が言った。

【私、汚れてるねん！】
【二日前から、難波のヘルス行きはじめた！】
【本番はないけど、９人の相手し、フェラ・裸見られた】
僕は、思った。
【月に、幾ら要るの？】
【こいつ、免許あるのか？】
【うちで、カバン持ち・秘書・運転、させよう】

奈々に言った。
【うちの事務所に来い！】
【このまま抱いたら、風俗の客と一緒だ！】

彼女が言った
【汚れているけど、抱きしめて欲しい】
【不倫は、承知で、彼になって欲しい】

僕、決断した。
【今、此処から連絡して、風俗やめろ】
【うちの、甲子園の１部屋社宅にしてやる】
【給料も、今月満額だす】
これだけ、言ったら、ワンワン泣きだした。
【彼にはなって、守ってもらえないの？】
【汚れてるから、抱けないの？】

僕は、言った。
【社長命令だ！】
【直ぐに、服着なさい！】【昼飯食べに行く！】
【先ずは、ささやかながら、奈々の歓迎会だ！】
【彼氏になるのは、その後だ！】

ちょっと奮発して、芦屋の竹園で食った。

今夕から、岡山へ、出張するから、今晩から、同行させる。
その時、彼氏か社長か、決まる。