もう年で、最近は、よい獲物をゲットした報告はそうそうできません。昔のちょっと珍しい体験を書いてみます。人妻との交際の話ではありません。人妻とのある変わった「体験」の話です。
10数年前、僕と彼女は40才代半ばというころ、40代後半男と30代後半の女というSMカップルとスワッピング、ということになりました。男の仕事場に近いということで、五反田の、駅前広場を隔てた向かいのエクセルシオールで、平日お昼に会いました。
男は大柄で浅黒く、少し怖い感じ、実際にその後もなにかにつけてちょっと強引でこちらは引く感じでした。女はガーンという美人です。背は160cmはあり、すらっとして色白、タレントでは天海祐希が一番近い感じ。難をいえば、こちらがぽっちゃり好きなのに対して、ほっそりしていて、頬がやせている感じが少しするところでした。それが真っ赤なウールのコートを着ていて白い肌に映えます。こっちは垢だらけのアノラックを着ていて、こっち彼女もカジュアルで、どう見ても釣りあっていませんでした。
ところが、亭主は建設会社の役員で専業主婦だというこの女、全くこちらに挨拶もしないし、それどころか、こちらと目も合わせないのです。恥かしいのか、お高くとまっているのか、分かりません。分からないままでした。男はミーコ、ミーコと呼んでいました。別に、女の名前がミから始まるわけではなく、女をペットの猫のように扱ってのことです。
でも、男同士がスワップ決行と決めていたら、女が全然しゃべらなくても、決行できるものかも知れません。男の希望で、狸穴の、SMプレイのできるホテル(名前はど忘れしましたが、)にタクシーで行きました。
SMカップルとノーマルカップルということで、スワッピングはうまくいきませんでした。ギクシャクしたままでした。完全な「交換」にもならなかったし、4人の乱交にもならなかったのです。僕らは勝手にHし、彼らは、備え付けの女をM字開脚させて縛り付けられる椅子で、プレイしたり、バックからピストンしつつ、女のお尻を平手でバシバシ叩いたり、持ち込んだバイブを使ったりの、彼らのSMプレイをしていました。で、特に僕の希望も言えない状態で、まぁ、こんな男(カップル)と出会った以上、これくらいで我慢しないといけないのかなぁ、と思っていたのですが。
僕が、キングサイズのベッドのど真ん中に浴衣を着て胡坐をかいている姿勢で二人を見ていましたが、二人は、男がベッドのふちに立って、女がベッド上で四つんばいになった姿勢でピストンをはじめました。目を半ば開いた、半ば閉じた美人があえぎながら突き上げられている表情がうまい具合に、僕の目の前数十センチのところにあるのです。僕はそれだけでまあまあ満足でしたが、それから信じられない展開になりました。
女が近づいてくるのです。つまり、パンツをはいていなくて浴衣の間にのぞいている僕のチンポに向かって女の顔が寄ってくるのです。男も、女の尻が前に逃げるので、それに連れてベッドに上がって、膝立ちになってのピストン継続です。女が僕のチンポをつかんで、ウーウー言いながらの激しいフェラになりました。それに合わせてピストンも最高潮になったと思います。結局、女は僕の出たものを飲んで、きれいに舐めて掃除してくれました。僕の気持ちは、呆然、夢見心地、というところです。
で、少しして、彼は、女に「ミーコ、中折れさんのチンポいただいて、今度は自分のオメコ吸うてほしいのと違うか」と持ちかけます。女はうつむいて何も答えません。「して欲しいと中折れさんに言え」と命じますが、ますます、顔が下に向いて、彼のお腹のほうに顔を埋めるように、隠れるように、します。最後に、どうなんだ、はっきりするように、と問われて、女は、口は開かないままですが、はっきりうなづきました。
それで、ベッド上で仰向けの全裸の女は、彼のチンポをくわえながら、僕の丁寧なクンニを受けました。きれいに剃られたあそこは、それはよい眺めでした。黒ずんだところがなく、西洋人のように薄ピンク一色で、それでいて、なぜかビラビラは大きくて、舌でいっぱい弄んであげました。
状況からセックスも許されたと思いますが、僕は当時中折れに悩んでいて、その日は先に2発出しているので、いくらクンニを続けていてもカチカチにはならなかったので、それは諦めました。
その後は、僕らはお茶を飲んだりゆったり過ごしましたが、彼らは風呂場に行って浣腸したり、彼らのプレイをもう少ししていました。
そうしてその日はホテル前で別れましたが、彼女は、こんな関係になった僕に、ついに、一度も目を合わせないままでした。何の言葉も発しないままでした。この彼とはその後も少し関係がありましたが、女のほうはそのまま会っていません。今もアルジ様を持つ身分だろうか、それとも、経堂のマンションだったかで、普通の奥様に戻っているのだろうか、とときどき懐かしく思い出します。